遼寧省:小学校の元校長 再び不当拘禁
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 【明慧日本201548日】遼寧省瀋陽(しんよう)市の法輪功学習者・李桂栄さん(73歳女性)は27日、市場で法輪功の資料を人々に配っていたところ、警官により自宅まで尾行され連行された。

 李さんは瀋陽市大東区の合作街小学校の元校長である。法輪功を学んでいる李さんはいつも、他人のことを優先に考えて、5パーセントしかない給料アップのチャンスを同僚に譲り、仕事面も責任を持って取り組みやり遂げた。上司と同僚から尊敬された李さんは、「優秀校長」と受賞した。

 しかし、李さんは法輪功を学んでいるとして、中国共産党当局に迫害を加えられた。

 20061017日、李さんは法輪功が迫害されている実態を人に伝えたとき、和平区610弁公室の警官に連行された。2007年の始め、和平区裁判所は李さんに懲役7年の実刑判決を言い渡し、李さんを省内の女子刑務所に拘禁した。

刑務所で警官は李さんを「転向」させるため、受刑者に指示を出し、李さんに暴力を振るわせた。受刑者らは李さんを蹴ったり殴ったりし、堅い底の靴で李さんの両手を蹴った。李さんの手はすぐに腫れあがり、全身が負傷した。

酷刑演示:毒打
拷問の再現:殴打される

ある日、警官が李さんの髪の毛を掴んで走ったため、李さんの髪の毛が大量に抜けた。また、長時間にわたってしゃがむ姿勢を強いられた李さんは、足が耐えられないほど痛み、立つことも座ることもできず、体が動けなくなった。

20131017日、満期になった李さんは刑務所の迫害により、髪の毛が真っ白になり、歯が全部抜けてしまった。帰宅した李さんは法輪功の功法を毎日練習したため、徐々に健康を取り戻したが、区610弁公室の警官が絶えず家に来て嫌がらせをしたという。

現在、李さんは瀋陽市留置場に拘禁されている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/3/9/306038.html)
 
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