重慶市:法輪功学習者3人に不当判決
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 【明慧日本2015年5月23日】重慶市の大足区裁判所は先月8日午前、地元の石タク小学校の教師・陳清兵さん、竜水鎮復隆郷の李良端さんに対して第2審を開廷し、懲役3年3カ月の不当判決を宣告した。2人は市の中級裁判所に上訴したという。

 大足区裁判所は当日、また竜水鎮復隆郷の法輪功学習者・呂本明さんに懲役1年、執行猶予3年の不当判決を宣告した。現在、呂さんはすでに家に帰されたという。

 陳さんはかつて数回にわたって迫害されたことがある。1999年7月、煉功しない保証書を書かないとの理由で鎮派出所に2日間拘禁され、警官に侮辱、脅迫、殴打された。

 2000年5月、陳さんはほかの学習者と、法輪功を学んで得た修煉体験を交流したとの理由で1カ月間不当に拘禁され、4000元をゆすり取られた。

 同年7月、陳さんは派出所に行くことを断ったとの理由で強制的に1日間拘禁された。

 9月、陳さんは洗脳班に20日間拘禁された。

 11月、上京して陳情に行ったため、1年の労働教養処分に処せられ、1年あまりの給料が差し引かれた。拘禁された期間、陳さんはよく警官に殴られ、皮靴で頭を蹴られた。その結果、顔が腫れ、目がはっきり見えず、両足が麻痺してしまったという。また、陳さんは長期にわたって監視され、入浴、洗顔、うがい、トイレに行く時さえも尾行され、話をすることも禁止されたという。

 2001年、陳さんは断食した法輪功学習者を労働教養所で迫害死させたことに抗議した。そのため、電気ショック・灌食など残酷な迫害を受けたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/4/14/307474.html)
 
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