心を痛める事が再び発生した
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文/中国の大法弟子

 明慧日本2015年5月30 日】技術を担当する同修に過度に頼ることで、技術者の同修が忙しくて修煉する時間も確保できない状態に追い込まれ、つい旧勢力に命を奪われた例がかつて明慧ネットで報じられたことがあります。このような心を痛めることが再び現地で発生しました!

 同修の達さん(仮名)は、常人からみれば「教育のない人間」で、「技術者」と言うのは少し言いすぎですが、現地の同修の中では、「万能の人」のように、パソコンの設置・設定、プリンターの修理、真相資料の制作と配布、消耗品や設備の購入、修煉しなくなった昔の同修を呼び戻すなど、何でも出来ました。数年前、技術者たちを相次いで失ってから、彼は昼も夜もパソコンの設定や、プリンターを解体して構造を学び、自分の安危を気にせず、独自の力で技術面の不足を補い、困難の時期を乗り越えました。

 現地の技術担当の同修が極めて少ないので、技術者の同修は貴重です。どうしてもやむを得ないときでなければ、決して技術者の同修を呼び出さず、彼らを護らなければなりません。一方で技術の問題から仕事を進めることができない同修の難しさも分かるので、彼はいつでもどこでも、同修が助けを求めれば、断ることなく、助けに行きました。

 数年来、達さんの熱心さと辛抱強さは同修たちに認められ、絶大な信頼を受けると同時に、同修たちに頼られすぎてしまって、メモリーが必要なときでさえ彼に買ってもらいました。現地の同修にはお年寄りが比較的多いため、確かに自分で電器店に行ってもさっぱり分からないのですが、代わりに常人である子供や孫たちに買ってもらうことも十分できるのに、かえって彼らの個人修煉の問題から、すべて達さんに頼っていました。一方、達さんも心を鬼にすることができず、断ることも苦手でした。

 今年の初め、Windows 8.1を設定するために、彼は20数日も続けて同修たちのところへ60回以上駆けつけ、またついでに携帯できるハードディスクを買いに行ったりしました。ある日など、なんと7人の同修の家を回って、中には道がとても遠い同修や、家族が支持しない同修もいて、速くしてほしいと催促するため、彼はトイレへ行く時間もなく、ご飯はなお更口にしませんでした。同修たちには分からないのですが、技術者の同修が彼に教えた後、彼自身も完全に身に付ける時間もなかったので、実際にやってみると、異なるパソコンに異なる問題が現われてくるので、解決するには時間が必要でした! 技術が少し分かる同修が彼からこれらの事を聞いて、本当に何と言えばいいか分からず、ただ「私も速く技術を身に付けたら、交替します」としか言えませんでした。しかし、達さんは自分ができるなら、決して人に迷惑をかけませんでした。

 家族の支持のおかげで、達さんは心身ともに同修たちをサポートすることに没頭しました。古い学習者として、彼は学法の重要性と発正念の重要性を深く知りながらも、それをする時間がありませんでした!

 大法の修煉者は、大法の加持がなければ、体の情況も付いていかなくなり、「少し疲れた」、「もう修煉の初め頃の状態になれない」と彼は言いました。ある同修が彼に法の勉強をちゃんとしなければならないと告げると、彼は「資料を制作しながら、説法の録音を聞くしかできない」と言いました。

 不幸なことがついに発生しました! 4月23日、家族が外出して家にいない30分の間に、彼は亡くなりました。いかなる前兆もなく、いかなる苦痛もなく、顔色はピンクで、穏やかでした。病院の鑑定によれば、彼は急死したそうです。

 家族にもたらした苦痛と損失は言うに及ばず、彼自身にもたらした損失を挽回することは出来ません。師父の法を正すことはまだ終わっていないのです。

 達さんの家族があるお年寄りの同修に達さんの死を知らせた時、この同修はあまりのショックで痙攣して、意識を失い、達さんの家族が逆にびっくりして、慌てている中で師父に助けを求め、暫くしてやっと意識が戻ってきました。この事から同修たちがどんなに達さんを頼っていたのか、どんなにこの現実を受け入れることができないのかが分かります!

 達さんは邪悪の迫害にも倒れなかったのに、かえって同修の中で倒れてしまい、本当に残念です! 亡くなった方が去っていき、表すことのできないほどの遺憾を残しました。すべての関係者に、反省してほしいと思います。同修を惜しんで、自分をよく修煉することを願っています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/5/23/309870.html)
 
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