薬物を注射され足を失った女性 江沢民を告訴
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 【明慧日本2015年7月16日】黒竜江省鶴岡市の法輪功学習者・宋慧蘭さん(63)はかつて、様々な病気を患っていたが、法輪功を学んで健康を取り戻した。しかし、中国共産党元総書記・江沢民が法輪功への迫害を開始してから、宋さんは何度も不当に連行され、労働教養所に拘禁された。2011年、宋さんは不明な薬物を注射され、右足を失って障害者となった。宋さんは6月18日、最高検察院と最高裁判所に江沢民に対する告訴状を送付した。

 2002年3月、宋さんは新華場公安局の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に連行され、拘禁された。その後、3年間の労働教養処分を下された。

 2010年7月1日、湯原県の派出所の警官に連行された。迫害に抗議するため、18日間断食。その後、危篤状態に陥って、解放された。

 同年12月13日、友人の家を訪ねた宋さんは、ジャムス市の警官に連行され、尋問を受けた後、カ川県留置場に移送された。留置場では、真冬に地面に寝かされ、心臓に異常が見られ、呼吸困難に陥り、体中に痛みが走った。その後、宋さんは子宮脱になり、非常に苦しんだ。

 2011年2月23日、留置場の所長と数人の警官が宋さんを地面に押し倒して、手錠をかけ、強制的に不明な薬物を点滴した。その後、宋さんは全身が痛み、話すことができなくなり、また、膝より下の感覚を失い、体が硬直し、歩行できなくなった。

 2月28日の夜、苦しみの限界に達した宋さんに対して、警官は「仮病だろう。刑務所に送ってやる」と言った。翌3月1日の朝、宋さんは病院に連れて行かれたが、医師に、すでに治療できない状態だと言われ、そのため、留置場側は家族を呼び出し、宋さんを帰宅させた。

 帰宅後、宋さんは身体が硬直して、手、足を曲げることができず、話すこともできず、意識がもうろうとしていた。そして、右足は壊死して黒くなり、堅い鉄板のように叩くと音がした。足は次第に悪化し、同年5月25日、宋さんは右足を失った。

 宋さんは告訴状で「私は右足を失って4年経ちましたが、未だに右足の傷口から血の混じった液が出ています。しかし、私は法輪功を学んでおり、普通の人では想像できないほどの苦痛に耐えて、粘り強く生きています。そのため、私は法輪功への迫害を引き起こした江沢民を最高検察院に提訴し、法に照らして制裁するよう望みます」と述べた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/7/1/311688.html)
 
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