重慶市:迫害死の県副知事の妹 江沢民を告訴
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 【明慧日本20159月25日】重慶市の法輪功学習者・張方良さんは、栄昌県の元副知事である。張さんは2002年、法輪功を学んでいるとの理由で、拘禁され拷問を受けた末死亡した。享年48歳。張さんの妹・張方秀さんも法輪功を学んでいるため、さまざまな迫害を受けてきた。そのため、方秀さんは今年813日、中国最高検察庁に法輪功迫害を引き起こした、江沢民に対する告訴状をインターネットで送付した。方秀さんは江沢民を公民の信仰の自由・人身の自由・私有財産の剝奪罪、不法拘禁罪、職権濫用罪などで告訴した。

张方良

張方良さん

 方良さんは法輪功を学ぶ前、B型肝炎と肝硬変を患い、薬を飲んでも効果がなかった。1998年、法輪功を学んで数カ月後、23年患った肝炎が治った。その後、法輪功を学び続けて、道徳心が向上した方良さんは、賄賂をすべて拒否した。

 しかし、方良さんは1999年以降、残酷な迫害を受けた。

 2001106日、方良さんは銅梁県で法輪功の資料を配った際、警官に連行され同県の留置場に拘禁された。留置場で8カ月間拘禁されている間、不明な薬物注射や拷問などの迫害を受けた方良さんは、手足が腫れ、話すことができなくなり、手で文字も書けず、立つことさえできなくなった。そして、200278日、方良さんは入院させられたが見舞いに行った妻のこともわからなくなった。その翌日、方良さんはこの世を去った。しかし、610弁公室の警官は「張方良は自殺した」と言った。

 父親は息子の死に強い衝撃を受けて倒れ間もなく死亡した。

 告訴状で方秀さんは「兄は法輪功を学んで患っていた病気が消えました。兄と一緒に法輪功を学んでいる母も、重い婦人病が治りました。私はそのことを目の当たりにし、20003月から法輪功を学び始め、患っていた重い胃病などが奇跡的に治り、健康を取り戻しました。しかし、19997月、 江沢民は法輪功学習者たちが法輪功を学んで『体の健康、家庭の平穏、社会の調和』をもたらす事実を無視し、ラジオ、テレビ、 新聞などのメディアを使って法輪功に対して一斉に誹謗中傷し始め、法輪功迫害を開始しました。当局はまた、天安門焼身自殺の事件を作って、法輪功に罪を着せ、民衆に法輪功への恨みを扇動しました。それ以来、私たちの心身に巨大なダメージを与えました」

 「20011111日、私は栄昌県養殖場から県の留置場に連行され、迫害を加えられました。その後、1年の労働教養処分を下されました。茅家山女子労働教養所に収容され、奴隷的な労働を強要され、体罰などの迫害を受けました。200210月、教養所から出た私は兄の死を知りました。22日、兄のお墓に行き、墓の前で兄の冤罪を叫びました。その翌日、私は石河洗脳班に連行されました。2005年私は2回目に洗脳班に連行され、1カ月拘禁されました。2007年、私は16カ月の労働教養処分を科され、江北女子労働教養所に送られ、殴打されました」などと述べた。

 「我が家は江沢民が引き起こした法輪功迫害で2人が命を落としてしまいました。ですから、一日も早く江沢民を裁いてほしいのです」と要求した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/9/2/315068.html)
 
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