同級生らが警官らを追い払う
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 【明慧日本2015年9月18日】李丹さんは、深圳市の法輪功学習者である。法輪功を修煉している口実で、警官らに家宅捜査されたり、労働教養されたり、洗脳班で一年の嫌がらせを受けたことがあった。

 李さんの夫は出稼ぎに行ったため、家族の世話をできず、80歳の両親と二人の子供の世話を李さんに任せた。脳溢血を患った母親が寝たきりで、身の回りの事を自分でできない。李さんが連行され労働教養されている間、仕方なく弱っていた父親が面倒を見ていた。幼い子供たちも世話する人がいなくて、成績が下がった。

 李さんはただ自分の信念を堅持し、いい人をなすだけなのに、却ってこんなに沢山の不当な扱いを受けた。自分の権利を守るため、この迫害を引き起こした中国の前国家主席・江沢民を告訴した。

 9月4日夕方から夜8時の間、警官らと町の班長らが、3回も李さんの家へ嫌がらせに来た。警官は江沢民を告訴した件で、警察署まで同行せよと要求したが、李さんは警官らを家に入れず、同行の要求を拒否した。そのため警官が、必ず同行するようにと言って、帰った。

 5日夜7時頃、李さんの家が突然停電したので、ブレーカーを点検すると落ちていないため、李さんの父親が外へ出て、原因を調べようとした。玄関のドアをあけると、6人の警官らが一気に家に侵入してきた。同時に電気もついた。警官らは家中を探したが、李さんを見つけられなかった。李さんは事前に家から出て身を隠した。

 警官らは夜10時まで李さんの家で待機していると、李さんの娘と夫が帰ってきた。部屋の中の警官らを見て、かつて母親が連行されたせいで、正常な生活ができず、高校もいけなかった娘が怒りを覚え、警官らに「犯罪者を捕まえず、無罪の者ばかりを連行して、お母さんを返せ!」と怒鳴った。それから電話で同級生たちを呼びだし、警官らを家から追い払った。

 急いで駆け付けた同級生たちが警官らを見て、説明を求めた。警官らは反論できず、さっさと逃げ帰って行った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/9/10/315463.html)
 
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