【明慧日本2015年8月18日】13万4千人以上の世界の法輪功学習者および家族は6日までに中国最高検察庁に江沢民を告訴し、その罪を立件するよう要求した。
5月末から今月6日まで、明慧ネットは合計134,386人(111,597案件)の法輪功学習者および家族からの中国最高検察庁、裁判所、公安部門などに提出した告訴状の控えを受け取った。先月31日から6日までのわずか1週間、14,234人(12,416案件)は江沢民に対して告訴した。インターネットの遮断などの原因があり、実際の数字はこれより上回ると思われる。
江沢民告訴案件数の推移 |
25カ国および地区の1,534人の法輪功学習者は中国の法曹機関に江沢民への刑事告訴状あるいは訴状を提出した。
江沢民を告訴する案件と地域の分布を示すグラフ |
受理された告訴状の数が増加
情報筋によると、先週において7月の初めに中国国安局により北京ターミナルセンターに滞留していた未処理の告訴状が発送され始め、最高検察部門も受け取るようになった。明慧ネットの統計によると、先週合計7,108通の告訴状は最高検察庁、裁判所などに届けられた。そのうち、1,705通は北京で1週間から1カ月滞留していた告訴状だという。
受け取りの控えを集計してみると、現在、中国最高検察庁、最高裁判所、公安部門、中紀委はすでに59,380通以上(73,152人)の江沢民への告訴状を受け取り、明慧ネットの告訴状の総数の53%を占めている。
一部の610弁公室、国保関係者は告訴状を押収、告訴人に嫌がらせ
一部の警官は郵便局に行き、江沢民への告訴状を押収し、告訴人に嫌がらせをした。また、学習者を10日から15日間にわたって不当に拘禁した。
法輪功の無実を知ってもらう機会に
本土の居民委員会および派出所の関係者は法輪功学習者の告訴状あるいは名簿を持って、電話あるいは訪問して告訴状は本人が書いたかどうか、サインは本人かどうかを確認した。その機に、法輪功学習者の受けた迫害の経験と暴行を聞き、多くの人々は法輪功が無実であることがわかり、三退した。
世界各地からの声援
米国中部の11州の一部の法輪功学習者は1日、シカゴのチャイナタウンでパレードを行い、中国本土において江沢民への告訴行動を声援した。米国に来て3カ月目の許さんはパレードを観て「法輪功のイベントを見るたびに私は涙が出ます、第二次世界大戦のナチスの罪業も共産党が犯した罪に及びません」と言った。
法輪功学習者はシカゴのチャイナタウンで江沢民告訴を声援 |
ワシントン地区の一部法輪功学習者は2日午後、ナショナル・モールで集会し、江沢民告訴を声援した。
オーストラリアの弁護士ロバート・ダブラー氏は「中国人は自分の国で江沢民を告訴すべきです。どんな人も法律を無視してはいけません。現在の江沢民告訴ブームはとても尊いことで、私は大きな一歩を踏み出したと思っています」と述べた。
弁護士 ロバート・ダブラー氏 |
フランスの弁護士ウイリアム・ボードン氏は国際社会で江沢民を告訴するのは可能なことであり、喜んでその案件を受理したい。各国の弁護士との協力体制も整えていると述べた。
オーストラリア勲章の受勲者、人権教育委員会出席オズトスキ氏は明慧ネットを通って中国の法輪功学習者に「正義はあなたたちの側にあります。歴史から見ても、迫害される人たちは最後の勝利者になっています。江沢民を告訴し続ければ、きっと勝利できるでしょう」と励ました。
弁護士 オズトスキ氏 |
オーストラリアのシドニーにおいて「全世界江沢民告訴協議会」が行われ、中国問題の研究学者、哲学博士凌暁輝氏は2002年7月1日に発布された『国際刑事裁判所ローマ規約』の「人道に対する罪」の定義を引用し、江沢民が法輪功学習者に対する罪は『人道に対する罪』に定められるべきで、死刑に宣告されるべきだと指摘した。
ニュージーランドのマオリ族酋長アマト・アカラナ氏は「江沢民が法輪功を迫害した罪は極めて重いです。中国政府はただちに彼を断罪すべきです。われわれのマオリ族においても多くの家では法輪功を学んでいます。長い間、私はずっと法輪功学習者のことを家族のように思ってきました」と言った。
ヨーロッパ議会の人権委員会の議員クラウス・ブフナー氏は議会本部のブリュッセルで特別声明を発表し、中国共産党政権による法輪功学習者およびその弁護士に対する逮捕行為を強く批判し、国際社会の江沢民告訴への声援を呼びかけた。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/8/9/151991.html)