正念は本当に大事
文/中国の大法弟子
【明慧日本2015年9月24日】99年7月20日から大法の迫害がはじまり、大法弟子は学法も煉功も許されなくなりました。大法の書籍や師父の写真など法輪功に関するものを、すべて中国共産党に引き渡すようにと脅されました。ほぼすべての大法弟子がこの騒動に巻き込まれ、脅され、洗脳班などへ連行されて迫害を受けてきました。
当時、どうすれば大法の書籍を守ることができるのかが、大法弟子のひとりひとりの課題でした。残念ながら多くの同修の大法の書籍が押収されました。私は自分が一番安全だと思う場所に隠しましたので、中国共産党員らが私の家に家宅捜査にきた時、なにも恐れず、取り乱すこともなく「人間には神を見つけられるはずがない」と思いました。結局彼らは本当に何も見つけることができませんした。
それから数回家宅捜査をされましたが、私は同じことを思い、何も押収されませんでした。
労働教養所に連行された時も、警官らは大法弟子に大法の書籍を引き渡すように強要しました。一冊の本を引き渡したら、懲役期間を何日か減らすというのです。そう聞かせられた時、私は「それはあり得ない。私は生きている限り大法の本を守ります。私が亡くなっても大法の本は延々と存在し続けます」と思いました。それから私は3年の労働教養された後、家に帰りましたが、大法の書籍はずっと無事でした。
その時私はまだ正念とは何かを知らなかったのですが、その状況に置かれて自然に湧いてきた考えでした。しかし、その念はまさしく法から生じ、師父の加持の下で出てきたものです。