甘粛省:強制採血され、法輪功学習者が死亡
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 【明慧日本2015927日】甘粛省蘭州市の法輪功学習者・劉蘭英さん(66歳)は、818日連行され、強制採血され死亡した。

刘兰英

死亡した法輪功学習者・劉蘭英さん

  劉さんは818日、街で人に神韻の公演DVDを配っていたとき、蘭州市張掖路派出所の警官に尾行され、連行された。派出所の警官は劉さんを尋問した後、城関区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に移送した。国保大隊に到着して、国保大隊の警官45人は劉さんを押し倒し、強制的に採血しようとしたが、劉さんは強く抵抗した。しかし、強制採血された後、劉さんは突然、意識不明になった。それで、警官は「死んだふりをするな」と怒鳴りながら、劉さんを蹴り暴力を加え、2時間余り放置した。その後、警官はなかなか目が覚めない劉さんを病院に搬送しだが、6日後に劉さんは死亡した。

警官は劉さんを連行した後、劉さんの家を家宅捜索し、法輪功関連書籍2冊を押収した。その後、国保大隊の警官も劉さんの自宅を家宅捜索し、パソコンやプリンタ、DVDディスクなどの私物を押収し、劉さんの夫を連行し、西果園留置場に拘禁した。

家族は劉さんの死を知って、国保大隊に行き、劉さんの夫の解放を求めた。夫は仮釈放という形で解放されたが、警官は劉さんの娘夫婦に劉さんの夫を監視するようにと強要した。

劉さんは蘭州市野菜会社から定年退職した。夫は68歳で、中国石油天然気の甘粛販売会社蘭州支社の会計士だった。夫は法輪功を学んでいるとの理由で解雇された。夫婦ともに法輪功を堅持したため、何度も迫害を加えられた。夫婦は20028月、警官に連行されて拷問され、自白を強要をされた。200310月、城関区裁判所は劉さんに4年、夫に5年の実刑判決を言い渡し、それぞれ甘粛省女子刑務所と蘭州刑務所に収容した。

刑務所に入った日、劉さんは服を脱がされて検査を受け、46人の刑事犯に監視された。刑事犯たちは常に劉さんを罵り、殴り、侮辱した。劉さんは手書きの『轉法輪』を警官に渡さなかったため、しゃがむことも立つこともできない姿勢で、手錠をかけられたまま椅子に14時間繋がれた。その後、劉さんは独房に8日間拘禁された。

200512月の始めから4日間、劉さんは昼間、14時間の奴隷労働を科された後、暗い部屋に閉じ込められ、10数人の人に監視され、眠ることを許されなかった。それで、劉さんの高血圧が220まで上昇した。

刑務所から出た夫婦は絶えず嫌がらせをされた。それで、先日、夫婦は中国最高検察庁に法輪功迫害を引き起こした江沢民に対する告訴状を郵送し、江沢民の罪を追及するように求めた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/9/22/316106.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/9/24/152666.html)
 
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