河北省:かつて懲役7年を宣告された法輪功学習者 再び5年の判決
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 【明慧日本2015年11月3日】河北省石家荘(せっかそう)市の法輪功学習者・楊会州さん(50代男性)は市内のラジオ工場の元従業員で、電気修理店を経営している。

 2013年11月29日、楊さんは自宅で長安区育才街派出所の警官により不当に身柄を拘束され、家財を押収された。その後、橋西区検察庁に告訴された。

 昨年11月18日、当検察庁は楊さんに対して不正裁判を開廷した。楊さんの弁護士は法律と事実に基づき、楊さんが法輪功を学ぶことは無罪で、自宅にある法輪功宣伝用の印刷物も証拠にはならず、あくまでも個人の思想範疇にすぎないとして、無罪の弁護をした。

 今年8月14日、区裁判所は楊さんに懲役5年の不当判決を宣告した。

 9月7日、弁護士と家族は市の中級裁判所に上訴し、楊さんの無罪解放を要求した。しかし、楊さんはいまだに市第二留置場に拘禁されている。

 かつて楊さんは胃病、心臓病などを患っていたが、1994年に法輪功を学んでから病気が完治し、気性も穏やかになり、周囲の人達から高い評価を得ていた。

 2001年8月、楊さんは法輪功を学んでいるとの理由で長安区裁判所に懲役7年の不当判決を宣告され、保定刑務所で残酷な拷問を受けた。その間、楊さんの母親は息子を心配し、苦しい日々を送っていた。しかし、楊さんは解放されてからわずか5年後に再び連行された。

 現在、両親は息子のために力を尽くして助けを求めている。

 9月7日、弁護士と家族は訴訟を取り下げる請願書と無罪解放の告訴状を市の中級裁判所に提出した。今月7日の判決を待っているという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/10/31/318394.html )
 
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