広東省の法輪功学習者 江沢民を告訴(写真)
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 【明慧日本2015年6月7日】広東省台山(だいさん)市台城鎮の国家公務員・阮羨儔さん(45歳)は、法輪功を学んでいるとの理由で不当に拘禁され、心身ともにひどく疲れた。そのうえ100万元(およそ2000万円)の経済的損失を被ったという。阮さんは先月25日、法輪功に対する迫害の元凶・江沢民を告訴し、正当な裁判を望んでいる。

阮さんが郵送した告訴状と受け取りのサインがされた控え

 阮さんは1996年11月に法輪功を学び始めた。真・善・忍の教えに従ってより良い人になることを目指し、幼い頃からの持病も知らぬ間に完治し、生まれ変わったという。

 阮さんは告訴状の中で「1999年7.20日以来、元中国共産党の総書記・国家主席・中国共産党軍隊委員会主席の江沢民が国家の宣伝機関などを利用して法輪功を誹謗中傷した。たとえば、法輪功創始者への攻撃、法輪功の関連書籍を改ざんして誹謗中傷した。さらに天安門事件の焼身自殺の偽ビデオを作成し、世界を騙した」と指摘した。

 それと同時に、江沢民が610弁公室を操った結果、数千万人の法輪功学習者が名誉を汚され・経済的・肉体的に大きな被害を受けた。さらに迫害されて死亡した学習者たちは自殺と取り扱われ、直接火葬された。

 その間、阮さんは5回(2000年6月、2002年12月、2003年12月、2004年4月、2010年11月)家財を押収され、5回(1999年10月、2000年6月、2004年4月、2010年11月)不当に拘禁され、2回(合計5年間)労働教養処分に処され、懲役4年の不当判決を宣告された。さらに2011年10月、会社から公職を剥奪された。

 阮さんが迫害を受けていた期間中、家族もひどく疲れた。経済的な損失は合計100万元(およそ2000万円)に及んだ。阮さんは拘禁されていた期間中、長期にわたってトイレに行くことや睡眠を剥奪されるなどの残酷な迫害を受けたという。

 阮さんは「江沢民が法輪功に対する迫害を開始して16年来、多くの法輪功学習者が虐待され、さらに生きたまま臓器を摘出されるなどの迫害を受けて死亡した。文化大革命以来の大きな人災だ」と指摘した。

 さらに「江沢民の指令の元、法律は良い人を攻撃する道具になってしまい、その結果、国力、財力を多く費やし、モラルが破壊され、中華民族は未曾有の災難に陥った」と主張した。

 阮さんは「最高検察庁および最高裁判所に告訴状を提出し、江沢民の刑事責任、経済的賠償およびそのほかの責任を追及し、正義を取り戻したい」と言っている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/5/29/310140.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/6/6/150932.html)
 
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