山東省:法輪功学習者が不当に連行される
【明慧日本2015年4月24日】山東省の法輪功学習者・劉新梅さんは今月13日、済南市歴城(れきじょう)区裁判所から電話を受け、17日に裁判所へ裁判開廷の通知書を取りに来るように言われた。劉さんは娘と一緒に裁判所へ行ったが、通知書はなく、劉さんはその場で身柄を拘束され、市留置場に拘禁された。
弁護士は「裁判所は、おそらく17日午前9時半に劉さんと林暁燕さんに判決を宣告するだろう」と言った。
劉さんや学習者・林暁燕さん達が2013年12月31日夜、区の仲宮鎮近くの道路で「法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい」などの横断幕を掛けた場面を地元派出所の監視カメラがとらえていた。そのため昨年1月18日、連行されて市留置場に拘禁された。
劉さんは保証人を立てて家に帰されたが、その後の1年間、区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の関係者は裁判所に2度、案件を撤回した。しかし昨年11月21日、610弁公室の指示のもとで再度、事実をねつ造した証拠を区裁判所に提出したという。
翌月30日、区検察庁は劉さんと林さんを区裁判所に起訴した。2月3日、2人に対して不正裁判を開廷したが、弁護士の弁護に反論できず、休廷したという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)