真相を伝えた経験
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2015年12月10日】私は2010年から大法を学び始めました。真相を伝える過程の中、虚言に深く毒された人々は法輪功のことを言及しただけで、すぐに反発して、それ以上耳を傾けてくれません。この人達について、私は自分の対策を探ってみました、その対策は時間も体力も消耗が大きいのですが、とても効果的です。ここに書き出して、皆さんと共有したいと思います。

 先週土曜日、性格がとても頑固な友人と会う約束をしました、彼女は伝統的な仏教の信者で、弟子入りして、常に経文を唱えています。この類の人に真相を伝えるのは容易なことではないという認識を持っていたため、友人に「三退」だけを勧めるつもりでした。結局彼女は「三退」しただけではなく、大法も学びたいと言いました。そして同伴してきた彼女の友人も「三退」しました。後になって彼女は「もしあなたがストレートに大法の話を切り出していたら、容赦なく私はその話を中断していました」と話してくれました。

 初めて彼女と約束をしたときに、私は「純粋な佛家音楽を一緒に聞いてほしい」と誘いました。彼女がポジティブなエネルギーの話に非常に興味を持っていることを知っていたからです。

 当日、準備をするために、私は約束した時間より20分早くついて、ビデオファイルの再生順序を整理して、ヘッドフォンの音量を調整しました。相手が現れたので、今日の話題を明確にしました。内容は世俗の話題やビジネスのトピック等の話をせず、ポシテッブなエネルギーと音楽のみという趣旨を相手に明かしました。これは相手の警戒心を解くためにとても重要なポイントでした。

 私たちは『全世界を風靡するアートフェスティバル』(明慧ネットからダウンロードできます)という番組から鑑賞し始めました。彼女は西洋主流社会で神韻が高く評価されているのに惹かれ、とても真剣に観ていました。この番組は、約5、6分程度観賞していれば十分だと思います。その時、神韻の観客の身分を紹介しました、例えば、大学の教授、企業家、音楽家、舞踊家等々。

 続いて、その日の本題に入りました。『神韻音楽』(明慧ネットからダウンロードできます)を観賞して、その話題に切り替えました。全部鑑賞するには18分かかりました。番組の最後になり、彼女は西洋社会で好評を得ているその音楽は法輪功と関わりがあることに気づきました。この後、彼女から聞いた話ですが、そのときに法輪功を聞い彼女は、すぐに観賞をやめたいという念が生じましたが、でもこの一念は一瞬で消えました。彼女は私に気を使って黙っていました。

 そして、プレヤーで自動再生していた新唐人テレビの「2015年ニューヨーク法輪大法交流会」の報道を流しました。約2分ですが、8000人以上の異なる人種、異なる民族の法輪功弟子が一堂に集まり法会に参加する様子や、盛大な場面に彼女は驚きました。『世界法輪大法日特別報道番組』(新唐人テレビ『伝説の時代』、約25分)を流しました。番組はスウェーデン国王から受賞した企業家(大法弟子)の話でしたが、彼女はスウェーデン国王はノーベル賞の受賞者にしか賞を授与しないことを知りました。私は海外にいる法輪功学習者は70パーセント以上は修士以上の学歴を取得しており、、海外では、法輪功団体は非常に尊敬されていることを彼女に紹介しました。

 友人はとても震撼さられながら、納得出来てない様子でした。「中南海を突撃」、「個人崇拝」や、「薬を飲まない」等、沢山の質問をしました。私の答えを聞き、「あなたがいうようだったら、なぜ政府は鎮圧するのですか?」と聞きました。私は、古今を通じて、暴君と善良な人は相容れないことを説明しました。そして、ネロとローマ大火の例を挙げて、「歴史が絶えず繰り返されるのは、今日の世人を悟らせるためです」と彼女に話しました。

 続いて、『目が赤く変わった石獅子』の物語を伝えました。この物語の筋は簡潔ですが、原文の詩句をこのまま引用しましたので、重厚な趣が相手に伝えることが出来ました。物語の最後に近づいたら、「石狮眼又红,当今并此刻,取舍当立断,切莫再蹉跎!」(石獅子の目が再び赤くなり、今はまさしくこの瀬戸際に立たされた人たちは、取捨選択を慎重に行い、二度とこの機会を逃してはならないという意味)の部分を強調することは相手に物語を語る時の大きなポイントです。また、「大覚者はこの世に降りられ、物乞いの姿で世人を救い済度することを選択せず、自分の弟子、例えば私みたいな法輪功弟子のような者に託して、世人に福音を伝えることを選んだことはあり得ることですか?」と彼女に質問をしました。彼女は「あり得る」と頷きました。

 そして、私はもう1つ『扁鵲は蔡桓公を訪ねる』という物語を話しました。蔡桓公の死は傲慢不遜が原因だったことについて彼女と簡単に討議しました。また、全ての人の知識に限りがあり、人間は頑固すぎてはいけないことを強調しました。「三退」の話を持ち出したら、彼女はすでに脱退したといいました(反感を抱いてる様子)。このことは無意味だと言いました。蔡桓公の覆轍を踏んではいけないと言い含めました、彼女も少し悟った様子で、「三退」を同意しました。最後、私は『聖書』の中の獣の印の話や、伝統経典の中の優曇華の花の叙述を引用しました。ようやく、彼女は理解してくれました。そして大法を学びたいと言いました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/4/320024.html )
 
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