中国共産党は身分証明書を利用して法輪功学習者を迫害

 

　【明慧日本2015年12月13日】近年来、中国大陸の鉄道の駅で、警官が身分証明書を検査して、法輪功学習者を拉致し、迫害した事例は少なくなかった。

　2014年11月11日、重慶の法輪功学習者の秦麗さんは豊都の鉄道の駅で警官に拉致された。原因は彼女の身分証明書に法輪功学習者と記録されていることである。これだけで、重慶江北区の裁判所に3年半の不法判決をされた。これは、中国共産党の法輪功学習者への意図的な犯罪であった。

　2014年2月1日、上海の陳荷琴さんは上海の虹橋路駅で入口を通過した時、中国共産党が法輪功学習者の身分証明書に細工をしていたので拉致され、家財を没収され、20日間の不法監禁をされた。彼女の持っていた大法の書籍や、師父の写真、神韻のＣＤ、パソコンなどの個人所有の物品も奪われた。

　2014年7月13日の正午に、河南許昌市の法輪功学習者の黄双霞さん（女性）は、家族と一緒に許昌市駅で乗車しようとした。しかし、駅の入口を通過した時、駅の従業員は測定器で身分証明書をスキャンした。黄さんの身分証明書に問題があると言って駅の派出所に連行し、黄さんを拘留して取り調べを行った。

　2014年8月10日、中国共産党が四川の西昌市駅でテロ対策作戦を行った。法輪功学習者というだけで、駅で身分証明書を通した時、自動的にアラームがなり、すぐに警官が捜査へ来る。数名の法輪功学習者が警官に操作され、身分証明書にしるしをつけられた。

　2015年2月27日、重慶のフ陵区紅星工場の法輪功学習者の陳定玉さん、劉啓富さん及び代国権夫婦の4人は帰省した時、身分証明書の情報がブラックリストに記入されていたため、渠県駅で警官に身体検査をされ、ＣＤと大法の書籍やお守りなどを没収された。もう1人の重慶の法輪功学習者は親友を訪ねるため、竜頭寺駅でチッケトを購入した際に、不法にボディチェックされた。

　2015年7月23日、重慶沙坪ハ区の法輪功学習者の李恵蘭さんは身分証明書が原因で、菜園ハ駅の派出所へ送られただけではなく、沙坪ハ区の洗脳班まで連行され迫害を受けた。同日、李さんと同じく法輪功学習者の蒋有容さんも身分証明書が原因で、警官に荷物を検査された。大法の書籍や煉功する音楽を放送する器機や、ＭＰ3などが違法で禁じられているものとして没収された。写真を撮され、録画され、審問されて記録をとられた。

　2015年9月9日、重慶の主要市区の6名の法輪功学習者は貴州平塘県へ「中国共産党死亡」の蔵字石を見に行って、真相伝えと衆生を救い済度するのに使用しようと思った。重慶菜園ハ駅でチケットを購入するため身分証明書を提示した時、2人の警官が出てきて、彼らを駅の近くの派出所に拉致した。不法な審問を受けさせられ、携帯している大法書籍とパネル資料などを奪われた。

中国共産党の「身分証明書」を利用した法輪功学習者への迫害は犯罪

　１．公安部門は住民の身分証明書を作る時、法輪功学習者の身分証明書に特殊なマークを印刷した。つまり警察は住民の検査システムに法輪功学習者の情報を入力した。これは中国共産党の人権の侵害と身分証明書法の違反（身分証明書法第14条目の記載内容に違反）である。行政訴訟法を利用して、身分証明書を作る現地の公安局を不法行為で告訴できる。

　２．鉄道部門が根拠のない身分証明書を確認する行為は、鉄道の改札システムと警察の住民検査システムに連動していた。駅で法輪功学習者の個人情報を暴露することや、アラームをつけることは公民への差別待遇である。法輪功学習者への強制的な迫害でもある。これは公民の人権を犯している。

　３．鉄道の改札システムが公民の個人情報を読取ることはないのである。これは身分証明書法の第19条目に違反している。職責を果たし、サービスを提供するときに得た、住民の身分証明書に記載された個人情報を暴露した。ゆえに鉄道の職員と身分証明書を作成する者は公民の個人情報を暴露する犯罪に及んでいるため、法により責任を追及されなければならない。

　４．鉄道の警官は、身分証明書でアラームがなっただけで、職員証を提示せず、理由も、呼出す手続きも示さず、何の犯罪容疑も証拠も把握しないまま乗客の身体検査と携帯用品の検査を行い、不法にボディチェックを行っている。

　法輪功学習者は身分証明書に法輪功を信仰しているという情報が入っていただけで、逮捕され、身体検査され、家財を没収され、監禁され、洗脳と不法判決をされたりしていた。これは中国共産党が法輪功学習者に犯した非法の犯罪である。身分証明書を利用して、良い人を迫害するのは、住民身分証明書法のルールに違反している。この不法行為は裁判所の裁きを受けるべきである。