広東省:医者は再び不当に連行
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 【明慧日本2015年12月20日】広東省茂名市電白県の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)および公安局の関係者20人近くが先月19日午前9時過ぎ、医者・呉志岐さんのビルを囲み、呉さんの家族も外出禁止にされた。

 2人の私服警官が3階の娘の部屋に押し入った。着替え中の娘は警官の行為がヤクザのようだと怒ったところ、「公務執行」を妨害したと言われ、両手を後ろに回されて手錠をかけられて5階に連行された。当時、5階にほかに3人の法輪功学習者が身柄を拘束されていた。呉さんの娘は出勤時間になったにもかかわらず拘束され、2時間たってようやく解放された。

 警官らは何も書類を提出しないまま、呉さんの家財を押収した。呉さん本人がいないため、新婚の息子夫婦を人質として連行した。夜9時、息子夫婦は解放された。同日午後、市の10数人の610弁公室関係者はほかの4人の学習者を不当に連行した。

 呉さんは現在県の第一留置場に拘禁されている。

 呉さんは以前、鼻のガンを患い、医者でありながら自分の病気を治せなかった。呉さんは病気治療のため、『轉法輪』を読み始め、人生の真理を見つけて、法輪功を学び始めた。その後、呉さんの身体は日増しによくなり、わずか半年で病気が完治した。

 しかし、1999年7月20日以降、呉さんは法輪功を学んでいるという理由で2001年に1年の労働教養処分に処せられた。2003年の始め、仕事中に不当に連行された。秘密裏に懲役7年の判決を宣告され、陽江刑務所に拘禁された。一方、当時、家族は呉さんの行方を知らなかった。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/4/320028.html )
 
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