【明慧日本2015年12月25日】河北省石家荘市の法輪功学習者・羅智慧さん（64歳女性）は、法輪功を学び続けているため、16年間に、20数回にわたり連行され、精神病院や労働教養所などに拘禁された。
そのため、6月8日、羅さんは法輪功迫害を引き起こした江沢民に対する『刑事告訴状』を、最高検察庁と最高裁判所に郵送した。
法輪功を学ぶ前、羅さんは貧血、心臓と脳の供血不足、頚椎骨増殖症などを患っていた。しかし、1997年から法輪功を学んで、羅さんは「真、善、忍」に従って自分を要求し、いつの間にか病状も消え、心も穏やかになり、周りの人と良い関係を築いた。
しかし、江沢民が1999年7月20日、法輪功への弾圧を開始してから、羅さんはさまざまな迫害を受けた。
1999年10月、羅さんは北京に行き、法輪功のための陳情をしようとしたが、天安門広場で連行された。警官は羅さんの両腕を背中に回して手錠をかけ、蹴りながら尋問をした後、北京西客駅留置場に拘禁した。
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拷問の再現：両腕を背中に回して手錠をかけられる |
留置場で羅さんは平手打ちされて顔が変形した。15日後、300元を強制的にゆすり取られた羅さんは、河北省・廊坊留置場に移送され、引き続き拘禁された。
羅さんが拘禁されている間、地元派出所の警官は強制的に羅さんの夫を連れ回し、4回も北京や天津に行き、羅さんを探し回り、かかった費用5、6千元を羅さんの夫に払わせた。
拷問の再現：鉄の椅子に座らされる
その後、羅さんは石家荘市に送還され、友誼大街派出所に40日間拘禁された。派出所で羅さんは7、8日間手錠をかけられ、手錠で鉄の椅子に繋がれて固定され、トイレへ行くときも手錠を外されなかった。連日の拷問で羅さんは足が腫れてしゃがむことができず、ズボンも脱ぐことができなくなった。年末、羅さんは帰宅させられ、夫が警官に3000元を恐喝されたことを知った。その日から、羅さんは居住監視をされた。
2000年3月、全国人民代表大会と中国人民政治協商会議の間、羅さんは強制的に、城角荘・北空病院・精神病科に入れられ、死人ベッドに縛りつけられ、灌食などの迫害を加えられ、10数日後に解放された。
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拷問の再現：死人ベッドに固定される |
2000年5月、再び北京へ行き、法輪功への迫害停止を求めたため、羅さんは労働教養処分1年を科せられ、石家荘労働教養所に収容された。同教養所で羅さんは手錠をはめられ、長時間立たされ、平手打ちなどの迫害を受けた。
2001年7月、羅さんは再々北京へ行き、法輪功の陳情をしたため、石家荘第一留置場に50日間拘禁された。留置場で羅さんは手錠と足かせを繋がれ、若い女性警官に猛打された。
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拷問のイメージ絵：手錠と足かせを繋がれる |
その後、羅さんは3年の労働教養処分を下され、石家荘労働教養所に送られた。 「転向」せず、囚人服を着用しない羅さんは、トイレに行くことも、人と話すことも許されず、24時間監視された。同教養所の迫害により、羅さんは血圧が230ｍｍHgに上がった。そして、同教養所側が責任を負うことを恐れて、2001年末に、羅さんを帰宅させた。
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拷問のイメージ絵：殴打される |
2002年、法輪功への迫害停止を求めるため、羅さんは4度目、北京へ行った。その後、羅さんは3度、石家荘労働教養所に送り込まれた。警官に従わなかった羅さんは、睡眠を剝奪され、立たされ、人と話すことを許されず、猛打され、薬物の迫害を受け、奴隷労働を強要されるなどの多くの迫害を加えられ、心身ともに苦しめられた。
2008年7月8日、派出所の警官4人は、羅さんの自宅に不当に侵入し、家宅捜索をした。警官は法輪功創始者の写真、法輪功関連書籍、現金1000元、パソコン、プリンター、法輪功に関する資料などの私物を押収し、羅さんを強制的に連行した。
その後、警官は羅さんを市第一留置場に送り込もうとしたが、健康診断の不合格で羅さんの入所を拒んだ。しかし、警官は諦めず、羅さんに3年6カ月の実刑判決を下したが、健康問題で刑務所外刑の執行になった。
昨年7月23日、人に法輪功が迫害されている事実を話した羅さんは、紅旗大街派出所の警官に連行され、10日間拘禁された。
警官は今年3月、4月、5月にも、羅さんの自宅に行き、騒ぎ立て嫌がらせをした。
16年の間、羅さんは20数回にわたって拘禁され、肉体的な迫害と精神的な虐待を受けた。羅さんの娘も精神的に大きなダメージを受け、普通に学校へ通えなかったという。
