吉林省大学女性教師 灌食され全身の機能が衰弱
■ 印刷版
 

明慧日本2015年12月26日】吉林省体育学院の教師をしている法輪功学習者・車平平さん(40歳女性)は、秘密裏に懲役4年の不当判決を下され、先月26日に省女子刑務所に送り込まれた。今年4月留置場に拘禁されてから、車さんは8カ月間灌食され続けた。その結果、体重は65キロから30キロに痩せこけ、人の助けがなければ歩けない状態となった。

 車さんはとても勤勉で、生徒たちにも高い評価を得ていた。しかし、法輪功を学んでいるとの理由で、数回にわたって不当に連行され、洗脳班に拘禁された。車さんの両親は娘が心配で、病気が悪化してしまい、2人とも他界した。 

车平平

車平平さん

 2013年10月18日、車さんは不当に連行され、市留置場に2年1カ月、拘禁された。今年9月7日、市船営区裁判所は車さんに対して秘密裏に開廷し、懲役4年の不当判決を言い渡した。車さんは法廷で直ちに上訴したが、中級裁判所に却下された。今回の裁判は家族や弁護士がいない状況で行われたという。

 車さんは拘禁されている期間、迫害に抗議し、囚人服を着ず、労働教養に参加しなかった。また、4月に市留置場に拘禁された期間、断食で迫害に抗議したため、灌食された。

 当留置場は車さんの健康状態を気にもせず、毎日3回灌食をした。そのため、毎回パイプを抜き出した時、鼻、食道、胃から血が流れ出た。現在、車さんは全身の機能が衰弱し、重体に陥っている。

酷刑演示:野蛮灌食(绘画)

拷問イメージ:灌食

 家族は数日前、遥々遠い当留置場を訪ね、ようやく車さんと面会できた。しかし、車さんは痩せこけて力がなく、話する気力すらもなかった。

 当留置場は法輪功学習者への迫害に、積極的に加担している。その結果、多くの学習者は迫害されて死亡、体が不自由になる、精神異常になるなどしている。現在、車さんの海外の友人は、車さんの安否を心配し、国際社会の救援を呼び掛けている。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/15/320470.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/12/17/154120.html)
 
関連文章