吉林省敦化市警官 善良な婦女を拘禁し拷問(写真)
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 【明慧日本2015年12月29日】(明慧ネット記者吉林省報道)吉林省敦化市の公安局の警官は、鄧麗娟さん(47)、陳秀雲さんを拷問し、酷く傷つけた上、さらに法輪功学習者を陥れる悪質な資料を捏造し、敦化検察院に送り、罪が更に重くなるよう画策した。

酷刑演示:铁椅子

拷問の再現:鉄の椅子に固定される

 8月4日の夜、榆樹市の法輪功学習者・鄧さんと陳さんは、敦化市のある小区で法輪功の資料を配っていたところ、敦化市公安局警官に連行され、拘禁された。警官は不当な尋問の際、鄧さんと陳さんを拷問し、傷つけ、長時間眠らせない方法を取り、鉄椅子に座らせ、眠ると冷たい水をかけ、ビンタをし、髪を引っ張るなどした。警官らは続けて鄧さんと陳さんらを苦しめ、留置所に送り込んだ。

 13日後、陳さんは健康の問題で、家族が3000元の保証金を支払い、仮釈放された。鄧さんは不当に延吉市留置所に移送され、今も拘禁されている。警官は、拷問により手に入れたでたらめな証拠を敦化検察院に送り、「邪教組織を利用して法律を破壊する」というでっち上げの罪名で刑を要求した。

 鄧さんは、榆樹市青山郷三興村の在住の人で、法輪功学習者となった理由は、身体が悪かったからだ。しかし、法輪功を学び、身体の疾病はたった20何日で消え去り、家族三人とも、幸福に生活を送っているという。

 1999年7月20日、状況は一変した。中国共産党・当局は、メデアを通じ、法輪功への弾圧を始めた。陳さんの夫の鄭福祥さんは法輪功を学んだため、労働教養所に拘禁され、精神的にも肉体的にも苦しめられた。そして、拷問のせいで、2004年4月7日に死亡した。当時、鄧さんも住む家のない流浪生活を強いられることになった。夫の最後を見ることもできなかった。息子は13歳なのにアルバイトをして、自活するほかなかった。その後は不幸にも交通事故で死亡した。

 現在、陳さんが仮釈放され、鄧さんは引き続き、拘禁されている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/10/308086.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/12/21/154178.html)
 
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