唐山大地震の生存者が迫害死(写真)
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 【明慧日本2015年12月29日】河北省唐山市の法輪功学習者・劉慧錦さんは唐山大地震の生存者である。劉さんは法輪功を学んでいるという理由で、さまざまな迫害を受けた末、11月19日夜に死亡した。享年65歳。

刘桂锦

劉さん

 唐山大地震の当時、26歳の劉さんは腰椎粉砕骨折で、寛骨と恥骨も骨折した。そのため、劉さんは右足の筋肉がひどく萎縮し、排便機能を失い、心拍数が少なくなって不整脈も伴っていた。さらに、その後、腟がんを患った。

 1994年3月、危篤状態に陥った劉さんは幸い、法輪功に出会った。法輪功を学んで、健康を取り戻し、酷い近視も正常に回復できた。

拷問の再現:スタンガンで電気ショックを加えられる

 しかし、1999年7月20日から江沢民が法輪功迫害を引き起こした。法輪功を学び続けないようにと強いられた劉さんは従わなかったため、便の入ったバケツを首にかけられ、殴打された。スタンガンで電気ショックを与えられ、中枢神経を破壊する薬物の強制注射をされるなどの迫害を受けた。

 2008年5月13日夜、警官は劉さんの自宅に行き、3度目の連行をした。その後、劉さんは労働教養処分2年の判決を下され、秘密裏に遼寧省瀋陽市にある馬三家教養所に送られた。

 教養所で拷問を受けた劉さんは脳血栓の症状が現われ、両足の感覚がほとんどないまま、強制的に労働させられ、床ずれにもなってしまった。

 労働教養期間が満了して、劉さんは傷だらけの体で帰宅した。しかし、家に帰っても、当局に嫌がらせをされ続けた。そのため、劉さんはやむを得ず、家から離れ、放浪生活を強いられた。治療もできず、安定した生活が送られなかった劉さんは、床ずれが酷くなって細菌に感染し、11月19日にこの世を去った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/18/320620.html )
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/12/27/154258.html)
 
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