【明慧日本2016年1月10日】湖南省長沙市の法輪功学習者4人が、昨年12月4日と8日の間に不当に連行された。法輪功が迫害されている実態を暴き出した資料を印刷したことが理由だった。5人目の法輪功学習者は連行から逃れることができたが、警官に捕まらないように自宅に戻れない状況である。
情報によると、警官は数カ月前から、学習者らに対して電話の盗聴とインタネットの監視を実施していたという。法輪功学習者に罪を着せ、刑を言い渡すために周到に準備したようだ。
法輪功学習者4人は50代から60代であり、現在、長沙市第4留置場に不当に拘禁されている。
秦蘇南さん
天心区公安支局と金盆嶺派出所からやってきた警官は、昨年12月4日の夜10時頃、秦さんの自宅に不当に押し入った。警官らは4時間をかけて、秦さんの自宅を隅々まで家宅捜索し、法輪功の書籍と資料、パソコン、プリンター、現金数万元などの私物を押収し、すべての物品を2台のパトカーに詰め込んだ。
警官は秦さんと秦さんの夫を金盆嶺派出所に不当に拘束した。翌日、法輪功学習者でない秦さんの夫は解放されたが、秦さんは長沙市第4留置場に移送された。
天心区公安支局と新開舗派出所からやってきた20人以上の警官らは、同日夜9時頃、劉美双さんの自宅に不当に押し入った。劉さんは不在だったため、連行から逃れられた。警官らは劉さんのパソコン、プリンター、法輪功書籍と資料などの私物を押収した。
昨年12月7日の夜8時頃、雨花区公安支局と井湾子派出所からやってきた10人以上の警官らは、王昌静さんと甄子平さんの自宅に不当に押し入った。警官らはパソコン、プリンター、法輪功の資料などの私物を押収した。
王さんと娘は井湾子派出所に一夜、不当に拘束された後、跳馬洗脳班に送られた。そちらで1日間不当に拘束されてから、解放された。王さんと甄さんは長沙市第4留置場に移送された。
法輪功学習者の唐敏さんは、ある大学の図書館の従業員だったが、12月8日に自宅に帰る途中に不当に連行された。
唐さんは過去16年間に、法輪功修煉を堅持したことを理由に、何回も不当に連行され、洗脳班と精神病院で迫害された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)