国保大隊の警官 拘束した警官の目の前で法輪功学習者を釈放
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2016年1月11日】私たち4人の法輪功学習者は、昨年9月20日、三輪車に乗って遠方の山間地へ、法輪功迫害の真相を伝え、村人を救いに行きました。ある大きな村落に着き、三輪車を降りた後、運転手さんに三退を勧め、御守りをあげてから村へ入りました。

 その村落の名前を知らないし、名前すらも聞きませんでした。どこかに人がいれば、そこへ行って法輪功迫害の真相資料を渡すようにしています。ある人は「字がわからないので、読書もしたことがない」と言いますので、「法輪功は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」の9つの文字を暗誦したらよいと伝えました。今年88歳のお年寄りが、私たちの伝えた真相が分かった後、「私は随分前から入党していて、若い時分に、幹事までやったことがあります。早速、三退の手続きをしてもらえますか」と言ったあと、「法輪大法は素晴らしいです」と2回繰り返し唱えました。4人で一緒に三退の手続きをし、お年寄りへお守りを渡しました。

 また遠くないところに橋があり、橋のたもとに60歳を過ぎたおじさんが座っていました。「読書をしたことがないので、字も全然知らない」と言うので、「法輪功に対する迫害の真相資料を持ち帰って親族へ見せて、真相がわかれば、救われますよ」と教えると、すぐに真相資料を受け取りました。ちょうどその時、自転車に乗る若者が何もかも信じられないと言うので、「中国共産党はこれまで多くの人々を殺しました。これ以上の目にあまる腐敗や堕落はありません。天は、必ず中国共産党を滅ぼします。何をやっていても、赤旗の下で誓ったと思いますが、その人達には神により、頭と手平に印をつけられています。遠くない将来、これらの良くない人たちを大量に淘汰する時がやって来たら、本当に危ないですよ」と教えた。「信じないのではなくて、怖いから」と20歳ぐらいの若者が言うので、「怖がらなくてもいいのですよ」と言うと、「前に入団したことはありますが、入党したことはありません。実名で三退します」と自分の名前を教えてくれ、「法輪功は素晴らしい」と言いながら立ち去りました。

 更に前進して行くと、トウモロコシを収穫している夫婦を見かけて、「トウモロコシを収穫していますが、少しの間手を休めて、法輪功迫害の真相資料を見ませんか」と声をかけたら、「読まない読まない字はわからないから」と言うので、私たちは立ち去りました。間もなく、警察の車が追ってきましたが、私たちはそれを全く怖がりませんでした。

 警官が車を降り、有無を言わさずに4人を車に押し込めました。私たちは警官らに協力せず、真相を伝えました。何をどう言っても、2人の警官は聞く耳を持ちませんでした。「県の公安局へ訴えても怖くありませんよ。県国保大隊の人たちにはもう真相が分かっているので、拘束しても、私たちをすぐに釈放しますよ。あなた方が拘束しないのなら、自分のため良い未来を選択するチャンスです。それに、なんと大きな徳を戴くことになるのでしょう」と2人の警官に言いました。話を聞いた年齢の高い警官は、一言も言わなかったのですが、若い警官は、「必ず県公安局へ送ってやる」と言って、どうしても聞き入れません。「警官は悪い人を捕まえるべきですが、どうして法輪功を修煉している良い人たちを捕まえるのでしょうか」と聞くと、「公に従い命令を執行しているだけだ。お前たちが、何を言っても聞き入れない」と私の話を無視して県公安局へ送りました。

 県の公安局国保大隊へ着いた時、玄関に入ったとたん、2人の国保大隊の警官たちは、ニコニコして私たちの名前や住所を尋ねてきました。その後、私たちを逮捕した警官の目の前で、4人を釈放しました。

 その時、私たちに分かりましたが、これは随分前から、国保大隊の警官たちへ、熱心に法輪功への迫害の真相を伝えた結果です。彼らが本当に真相を了解したので、私たちを釈放でき、彼ら自身も徳を積んだわけです。この熱心に迫害の真相を伝えた行為が、町の派出所から来た2人の警官らに目を覚まさせ、真相を知らせるよいチャンスをもたらしました。その2人の警官が、法輪功学習者を迫害するようなバカな真似を、二度とやらないと信じています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/24/320900.html)
 
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