中国遼寧省の法輪功学習者 4年の不当判決
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 【明慧日本2016年1月24日】劉暁輝さん(63歳男性)は、遼寧省調兵山市の定年退職者である。昨年の7月22日、自宅にいた劉さんは調兵山市の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の、私服警官に不法侵入され、不当に連行され、家宅捜査をされ、法輪功の書籍とプリンターなどを押収され、携帯電話、現金2千元等の私物品を持ち去られた。

 連行された理由を尋ねると、国保大隊の隊長、張風来の最初の話では、劉さんは江沢民を告訴したからだという。しかし、法輪功学習者が検察庁へ迫害の真相を伝えに行くと、その理由は紙幣に「天は中共を滅ぼす」と書いて中国共産党に反対したからだと言われた。江沢民を告訴することは起訴される理由にならないので、そのように言いかえたと推測される。

 そして、昨年9月16日、調兵山市の検察庁は市の裁判所へ起訴し、同年11月2日に裁判を行った。しかし、劉さんが連行されてから、裁判に至るまで、ずっと家族の面会を許さず、裁判する事も家族に知らせなかったという。

 弁護士がついていない裁判で、劉さんは自ら「法輪功は邪教ではありません。人に心を修め、善に導く高徳な大法です」と訴えた。しかし、裁判側は事実無根な「邪教を利用し、法律の実行を妨害した罪」で劉さんに、4年の判決(2015年7月22日から2019年7月21日まで)を下した。

 判決が終わった後、公安局と検察庁と裁判所側が、劉さんの家族に判決の結果を知らせたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/1/18/322370.html)
 
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