【明慧日本2016年11月24日】(サンフランシスコ=明慧記者)中国共産党の生体臓器狩りを暴くため、11月14日カリフォルニア州にあるスタンフォード大学で、米国放送界の最高賞であるピーボディ賞を受賞したドキュメンタリー映画「人狩り」が上映され、大学教授50人を含む多くの観衆を震撼させた。中国で行われている法輪功学習者の生体から臓器を収奪し、売買して暴利を得ている事実に観衆は驚愕した。未だにこの暴挙が続いている状況をもっと多くの人々に知ってもらい、ともに立ち上がり制止しなければならない。
心臓移植専門医 「中共の臓器狩りは事実で、今も続いている」
8年かけて制作した「人狩り」は、世界各地で受賞が相次いでいる。司会を務めた新唐人テレビのコメンテーターは、上映後の討論会で「中国共産党の生体臓器狩りの被害者の人数が、上映された4〜6万人をはるかに超えており、最新の調査報告によると100万人以上に上っている」と説明した。
当大学の心臓移植医で、米国臓器寄贈基金会の創始者でもあるジェフ・シャピロ医師は「私の隣に座っていた鑑賞者は、あなたたちが話したことを信じようとしませんでした。しかし私は中国共産党の生体臓器狩りが事実で、今も続いていることを伝えました」と話した。
彼は医師になってから臓器移植の現場で活躍、臓器移植の現状についてよく知っている。
当日、同医師は、弁護士でもある妻のマリアさんと鑑賞に訪れ「私が思うには、(臓器狩りの事実を)アメリカ人に知ってもらうだけでなく、世界中の人々にも真相を知ってもらうべきです」と話した。
心臓胸部外科教授 「多くの人々に知ってもらうべき、この犯罪を継続させてはならない」
当大学の后惠燕医師は映画に震撼を受け「私は法輪功が迫害を受けていることを知っています。しかし中国共産党が法輪功学習者の生体から臓器を収奪していることまでは知りませんでした。以前は臓器移植希望者が中国へ移植のために行っている話をよく聞いていましたが、このような血まみれな事実があったとは知りませんでした」と話した。
当大学医学部心臓胸部外科教授のトマス・バードン医師は「映画は明らかに大量の事実を暴き出しています。私は心臓移植の医師です。これらのことは知っています。今日、妻と娘を連れてきました。2人にもこの問題をもっと深く知ってもらいたいかったからです」と話した。
同教授は「この映画は法輪功学習者の生体から臓器を収奪している問題について、深く認識する手助けになります。このような映画上映会を継続的に行うべきです。人々に広く知らせ、このような犯罪を継続させてはなりません」と話した。
この映画上映会はスタンフォード大学において二度目であり、鑑賞した観衆のほとんどが中国共産党の暴挙を制止しようとしていた。ソフトウェア会社を退職したビル・オルセンさんは「私がすべきことは、今日見たことを友人に伝えることです。もっと多くの人に知ってもらえば、彼らもこの情報の伝播者になってもらうことが出来ます」と話した。