あの瞬間、神々が私を取り囲まれた
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2017年1月5日】4年間刑務所に拘禁されている中、私は師父が説かれた「たとえどのような環境にあっても、邪悪の要求や命令、指図には従わないようにしてください」[1]に従い、正々堂々と歩んできました。その期間中、多くの不思議な体験と体得がありました。

 「法輪大法は素晴らしい!」は刑務所全体を震撼させた

 固く大法を信じている大法弟子に対し、刑務所側はよく刑務所の地区を変えるという迫害の手口を使います。刑務所の地を変えることは、大法の修煉者をある刑務所から別の地区の刑務所に移動させることです。それはある刑務所の警官が、すべての酷い拷問の手を尽くしても大法弟子を屈服させることが出来ず、仕方なく大法弟子を別の地に送るということです。

 一度、刑務所の地が変えられた後、私は絶えず「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と叫んでいました。警官に指示された十数名の囚人らは、私に殴る蹴るの暴行を加え、さらに私を独房に押し込みました。それでも私は「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と叫び続けました。無我夢中で叫んでいる中、突然、周囲がとても静かになり、自分1人の声しか聞こえなくなったと感じました。さらに叫び続けると、周りのすべてが消えてなくなり「法輪大法は素晴らしい!」の叫び声だけが、刑務所の隅々まで響き渡り、その声は天空まで届き、大地を震撼させました。その時、私は心身共にその声に溶け込んだように感じました。

 この声は本当に邪悪を震え上がらせました! 刑務所内の警官らは部屋の中にじっとしていられず、次から次へと外に出て行きましたが、それでも私はずっと叫び続けました。1人の警官が血相を変えて「やめろ、お前はよくそんな勇気があるな、やめろ」と怒鳴りましたが、私はまったく動じず叫び続けました。

 その瞬間、神さま達が私を取り囲まれた

 刑務所の中では、法を学ぶことが出来ませんでしたが、私は常に法理に基づいて自分を律するようにしました。そして、大法を修煉することは間違っていないし、それは自らの選択であり、いかなる邪悪の生命が試練という名のもとに、私を迫害しようとしても迫害する資格はないと思いました。

 刑務所の警官は警棒で私の顔を突いて「お前は働かないのか」と聞いたので「死んでもやらない」と答えました。また、警官は他の囚人と一緒に体操をさせようとしましたが、私は座り込んでしませんでした。警官は革靴を履いている足で私の膝を蹴って「お前は体操をしなくても、立つことなら出来るだろう」と怒鳴りましたが、私は座り込んだままでいました。警官は他の囚人を使って、私を事務室に運ばせ、激しく殴打しました。

 殴打され朦朧としている中、師父が来られ心配そうに「どういうことですか?」と聞かれました。邪悪が言い出す前に「私が協力しないため、彼らは私を殴り続けました」と答えました。その瞬間に、師父は、私を迫害していた別の空間場の邪悪生命を一掃されました。意識が回復した私は、それがはっきりと分かりました。

 この数年、神韻の演目の中に、必ず大法弟子が中国共産党に迫害される場面がありました。とても短い内容ですが、含蓄(がんちく・深い意味がひそんでいる)のあるものです。演目の中で大法弟子が迫害され息を引き取りそうになった時、大勢の神々が天上から下りて来られ、大法弟子を囲んで絶えず加持され、ずっと大法弟子の意識が戻ってくるまでのシーンがありました。

 一度、私は暴行を受けて気絶しました。どういう状況なのかはっきりと分かりませんが、空いっぱいに輝く細長く伸びる一筋の光が見えました。その光はこの世にはないもので、何もかもを包み込むような優しい光でした。私はその深い慈悲の中に浸りとても素晴らしく感じ、その時、大勢の神々が天上から下りて来られ、私を囲んで加持されているのが分かりました。私は迫害されて死にかけていたのだと分かり、意識が朦朧とする中、自分が神韻の舞台にいるように感じました。

 意識が戻ってきた時、あのすばらしい光景が急に消えてなくなり、私は現実に引き戻されましたが、先程起きた事は、すべて真実だと私には分かっています。

 師父は私に新しい骨格を入れ替えてくださった

 酷い拷問を受けた数日後、私が寝ている時に師父はやって来られ、左半身の骨格を全部抜き取り、首から左半身の骨格を投げ捨てられました。そして、師父は手を振られ、純白のものを手にされ、それを私の左半身に押し込み、あの真っ白色な物質が左半身の骨格となりました。師父は私の体内に新しい骨格を取り付けてくださいました。さらに両手を使って私の体の両側をおさえてつなぎ合わせると、新しい半分の骨格は元の骨格と一体となりました。

 私はとても感激すると同時に、師父はなぜ全部新しくされなかったのだろうかと思っていました。1カ月後、師父は右半身の骨格を取り替えてくださいました。

 刑務所の警官らは、次から次へと人を送り込んできて私を「転向」させようとしました。最後に、私は2人の「転向」に来た警官らの考え方を改めさせました。彼らが戻った後、以前に騙された大法弟子の考え方も反転させました。警官らは恨んだり恐れたりして、私を「転」させることを諦めました。私は正々堂々と刑務所の地区の責任者に「私は宇宙大法を修煉している大法弟子です。法輪大法は宇宙の中で最も偉大なものであり、小さな小さな中国共産党が、どうして迫害することができるでしょうか! 身の程を知らな過ぎる!」と言うと、彼は呆然として聞いていました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』 「大法弟子の正念は威力あるものである」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/12/27/339414.html)
 
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