派出所の所長が私に 「新年のご挨拶に伺います」
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2017年3月12日】ある年の1月7日の朝、派出所の所長と4~5人の警官が私の家に押し入りました。

 私は淡々とした気持ちで、しかも正々堂々と警官らに応対しました。警官らはとても礼儀正しく、こう言いました。「あなたは告発されました。それを受けて、あなたの会社に事情を調査しに行きました。社内での評判は良く、上司や同僚は皆あなたを賞賛してよい人だと言いました」。「私の良さは法輪大法を修煉しているからです。師父は立派な方で、大法は本当に素晴らしくて良いものなので、大法がこの私を変えてくださいました」と言いました。私は自分が大法を修煉してから得た心身の巨大な変化、大法が世界中の100あまりの国と地区まで広く伝わっていること、中国共産党だけが弾圧していること、そして善悪には報いがあることを警官らに伝えました。

 その時、ある警官が師父の写真を持って帰ろうとしたので、私は「触らないで下さい!」と言うと、その警官は急いで「ごめん」と謝りました。所長は「彼女の言う通りにし、むやみにあたりを触らないように」と皆に言いました。最後に、警官らは1冊の『轉法輪』を持ってきて、読み終えたら返しに来ると言いました。私は出勤のため、警官らと一緒に階段を降りました。一階に着くや否や、警官らは私をパトカーに引っ張り込み、派出所に向かいました。派出所に着くと、所長は「彼女を所長室に連れていけ」と警官に言いまいた。所長は「今日、ここに来てもらったのは、法輪功についての詳細を教えてほしいからだ」と言いました。私は「こうやって会えるのも何かの縁で、まったく恨んでなんかいませんよ」と言いました。

 私は「本当に迫害を受けているのはあなたたちで、真相を知らないため、知らず知らずのうちに罪を犯しています。これから先、どうなるのか本当に心配でなりません」と続けました。所長は50元を取り出して、1人の警官にロバの焼肉を買わせ、両手で私に渡しながら言いました。「これを食べたら、詳しく教えて下さい。あなたは私が崇拝する人です」と言いました。私は法や『洪吟』を暗唱して警官らに聞かせ、大法が世界中で広く伝えられていること、高官が次々と落馬したこと、裁判官が辞職したこと、善悪には報いがあること、江沢民がいかに法輪功を迫害したかなどの真相を警官らに伝えました。

 警官らは皆真面目に聞いていました。記録員が私に署名させようとしたとき、私は「犯罪者ではありませんので、署名しません。そこに『法輪大法は素晴らしい! 法輪大法は正法です』と書きます」と言うと、所長は記録員に「彼女の言う通りに書かせておけ」と言い、「今から用事で出かけるが、誰も彼女を粗末に扱ってはいけない」と言いました。そして私に「新年のご挨拶に伺います」と言いました。私は「あなたたちのご飯は食べません。私のためと言うなら、家に帰らせて下さい。そして、ふたたび法輪功を迫害せず、大法を敬えば福報を得ることができることを覚えて下さい」と言いました。最後に、夫と息子が迎えにきました。

 大晦日の朝、私の携帯電話に一つのショートメッセージが入りました。「某某さん、ここであなたとご家族に新年のご挨拶を申し上げます。皆様が新年に向け体が健康で、万事が思い通りになるようお祈りします」などのめでたい言葉が書かれていました。私が番号を見て見ると、ちょうどそれは所長の番号でした。その後、私がふたたび所長を訪ねて派出所に行った際、すでに人事異動になっており、栄転して副局長になったそうです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/3/7/343953.html)
 
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