年配者の学法グループは派出所の隣
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2017年2月10日】交流の中で、同修はこのような話をしてくれました。ある村に年配者ばかりの学法グループがあります。その中で、最も若い人は60代で、最年長者は80歳に近く、そして、全員女性です。年配の同修たちは毎日法を学び、それ以外の時間は、大法の真相を伝え、とても精進しています。

 その学法グループの後ろには鎮の派出所があります。同修たちは警官の目の前で法を学び、しかももう数年も経ち、何の問題も起きていません。警官に会えば、警官に面と向かって真相を伝え、時には真相資料も届けています。派出所に行ったことのある人が同修に「警官の机にはよく大法の資料が置いてありますよ」と話したことがあります。

 ある日、大法弟子の親戚が用事があって派出所に行きました。机の上の大法の資料を見て、わざと「これらの資料はどこから来たのですか?」と聞きました。警官は「どこから来たのかって? 法輪功を修煉している人たちが持ってきたのだろう」と言いました。親戚は「誰が持って来たのか分っていますか?」と聞くと、警官は「分かっているよ。あのお婆さんたちだよ」と答えました。「なぜお婆さんたちを捕まえないのですか?」と聞くと、「はあ、お婆さんたちを捕まえて何か意味があるのか? 好きなようにさせるよ」と笑いながら言って、どうでもよいという様子でした。

 実は、警官が変わって、大法弟子に手を出さないようになったのではありません。それはこの学法グループの同修たちが精進しており、このような結果に結びついたのです。同修たちは毎日警官の背後にある邪悪の要素を一掃し、警官が大法弟子を妨害して未来を失わないように、しっかり発正念をしています。昼間は一緒に法を学び、発正念をするほかに、夜は資料を配りに行き、時にはとても遠方まで行き、真夜中になってやっと帰って来ることもあります。

 グループの74歳の同修は、息子と息子の嫁が出稼ぎで留守にしているため、孫と孫の嫁と同居しています。家の表には鉄の門があります。夜、資料を配りに出かける時、門を開ける音がすると、孫夫婦は同修に何か事故があったらと思い「昼間も結構忙しいんじゃないですか? 夜はもう出かけないで。万が一、転んだりしたらどうするの?」と心配そうに言います。しかし、同修は笑いながら「大丈夫ですよ。師父がいつも見守ってくださっているから」と言って、相変わらず毎晩資料を配りに出かけます。

 孫たちは止められないと思い、ある日、同修が出かけてから、門に鍵をかけました。同修が帰宅時に、孫たちに門を開ける負担をかけることになり、外出を少し控え目にするのではないかと思ったようです。しかし、施錠してから、孫たちはテレビを見て、施錠したことをすっかり忘れ、そのまま寝てしまいました。翌朝、起きて「あら、おばあちゃんは家に入ることができなかったのではないか、早く門を開けないと」と思い、門を開けて見ても、外には誰もいませんでした。同修の部屋を見ると、同修はそこでぐっすり眠っていました。

 実は、同修は資料を配って帰ってから、門に鍵がかけられているのを見て、孫たちがこの方法で夜の外出を止めさせようとしているのが分かりました。しかし、もう深夜ではあり、孫たちに迷惑をかけてしまうので、そこで同修は師父にご加持をお願いして、何と外壁を乗り越えて、中庭に入りました。それ以後、孫たちはもう同修を止めようとはしなくなりました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/3/342622.html)
 
関連文章