【明慧日本2017年1月20日】吉林省白山市の法輪功学習者・劉広海さんと妻・李艶さんは昨年9月12日、当市の新建支所の警官らにより家宅捜索を受け、不当に連行された。当日、妻は解放されたが、劉さん一家は長期にわたって警官に尾行・監視されている。渾江(こんこう)区検察庁は今月13日、劉さんを起訴し、16日に裁判所へ出頭するようにと通知した。
劉さんの家族は学校に通う2人の子供と、寝たきりの母親(70代)がいる。生活は劉さんが雑貨を販売するわずかな収入で何とか生活をしている。劉さんは法輪功を学んでから健康になり、人々に善をもって接し、勤勉で親孝行な息子で、村民が認める善い人である。5年以上寝たきり状態にある母親を夫婦2人で介護している。
昨年9月12日夕方、劉さんは買い物の帰りに、家の前で待ち伏せしていた十数人の警官により連行された。同時に家宅捜索を受け、プリンタ3台、現金230元、DVD書き込みドライブ2台を押収された。情報筋によると、12、13日の2日間で11人の法輪功学習者が連行されたという。
劉さんを含む5人の学習者は未だに留置場に拘束されている。その中の70代の女性は懲役8年の実刑判決を下された。
警官は昨年9月16日、妻の李艶さんに書類にサインするよう強要した。李艶さんは拒否したが「手続きの一貫として大したことではない」と騙してサインさせた。この後、警官は「どこに行ってもいけない、呼ばれたらすぐ検察庁まで来ること、来なければ、お前を逮捕することが出来る」といった。
劉さんが連行された後、大学に通う劉さんの長女・劉書辰さんは、毎日のように通学、食事の際も警官に尾行されている。書辰さんはその警官の顔を覚えている。
劉さんが連行された後、収入が途絶え、家族は生活苦に陥っている。妻の李艶さんも先日起訴された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)