【明慧日本平成29年5月15日】吉林省舒蘭(じょらん)市の法輪功学習者・牛玉輝さんは、不当に拘禁されてからすでに6カ月以上が経過している。現在、検察院は牛さんの案件を南城派出所に差し戻した。
昨年10月12日の夜、舒蘭市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)は吉林市公安局と共同で、法輪功学習者の身柄を拘束した。当日の夜、迫害の真相を伝え、法輪功迫害の資料を配布した6人の学習者が不当に連行された。
13日午後、牛さんと田さんはタクシーで帰宅途中、南城派出所の警官により連行された。そして、警官は2人の借家に来てコンピューター、プリンター、MP3、携帯電話、コピー用紙などの私物を押収した。牛さんの姉もいろいろと問い詰められ、法特鎮の多数の法輪功学習者が警官の嫌がらせを受けた。
14日夜、牛さんと田さんは吉林市留置場に送られた。田さんは体調不良のため入所を拒否され帰宅させられた。
南城派出所の李英偉は罪名をでっちあげ、牛さんを罪に陥れ、自分の責任逃れのため「拘禁されている法輪功学習者が牛さんを告発した」と言い、牛さんは「証人を呼んでください」と求めたが、李英偉はまた「中の者じゃない、外の人間だ」と言い張った。
11月末、吉林市検察院は牛さんに対して逮捕令状を発布した。牛さんは昨年12月5日から断食をして迫害に抗議し、現在まですでに5カ月以上が経過している。現在、牛さんは片目を失明し、胃に腫瘍ができているが、警官は「ポリープ」だと言って、診断書を家族に見せないという。長時間、断食をしている牛さんは体が非常に衰弱し、生命の危険に晒されているにも関わらず、家族との面会を一切許可しないでいる。そのため、身内は非常に焦って心配している。
今、牛さんの案件が南城派出所に差し戻されたことは、李英偉などの迫害をしている者が過ちを挽回するチャンスでもある。直ちに法輪功学習者・牛さんが無罪で解放されることを強く望んでいる。