同修の急死を機に考えたこと
■ 印刷版
 

文/江西省の大法弟子

 【明慧日本2017年6月15日】当地のある70歳の女性の同修は誕生日を過ぎた直後、突然死亡しました。彼女とよく接していた同修の話によると、昨年、新しい家に引っ越した彼女は家で豚や家禽を殺し、ご主人を指さしながら罵ることもよくあったそうです。彼女が亡くなる3時間前に私は一緒にいて、修煉について話し合いました。彼女の家は学法の拠点でもありました。20年来、彼女は三つのことをとても良く実行してきて、刑務所の苦難も受けませんでした。凶悪な警官から嫌がらせを何度受けても、彼女は強い正念を持ち、転向させられずに済みました。同修はみな彼女に感心していました。70歳を超えた彼女を見て、みなは「彼女は50数歳の人にしか見えず、とても健康で、家庭の状況はとても良いです」と言っています。

 しかし、死ぬ3時間前に、彼女は私に次のようなことを言いました。「師父のお誕生日前に、私は飛行機に乗って国境周辺を1週間旅行しました。5月19日にまた蘇州に旅行に行きます」。それを聞いた私はとても驚きました。大法弟子が旅行に嵌り込んでどうしますか? そうなれば、三つのことをきちんと実行できますか? 大法弟子は裕福で幸せな生活を送る中で自分の修煉を疎かにしたのではありませんか? 当時、私は他言しませんでしたが、今はとても後悔しています。その時、法理に沿って彼女と交流すべきだったと思います。旅行中でも三つのことをしっかり行うことができれば時間の無駄にはなりませんが、しっかり行うことができなければ、多くの時間を浪費してしまうことになり、修煉者の状態に符合しなくなります。私たちはみな知っていますが、今の日々は師父が最大限の犠牲を払って引き延ばして下さったものです。修煉者として、法に照らして着実に修煉していくほかありません。師父は『大法伝出二十五周年ニューヨーク法会での説法』の中でこのようにおっしゃっています。「今後の道をしっかり歩むよう期待しています。特に、正しく行わなかった人はくれぐれも気をつけて、残された時間を大切にしてください」。他の同修の話では、亡くなった同修はよく宴会を開き、ご馳走をしていたそうです。

 この同修は突然、立っていた状態から突然倒れて、約3~5分以内に逝きました。現場に駆けつけた5~6人の同修は、皆つらい思いをしました。当地の大法弟子として、私たちはみな大法に照らして内に向けて探し、じっくり考えて反省すべきだと思います。師父が法を正される最後の最後の日々の中で、私たちはどうすれば法を正す進展について行くことができ、どうすれば「師父! 私は師父のご期待に背いておらず、私自身の天国世界の衆生の期待にも背いておらず、師父によいお知らせをお聞かせすることができます」と誇らしく師父にご報告できるかを考えるべきです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2017/6/13/349529.html)
 
関連文章