夫の解放を求めた王淑華さんに 9年の実刑判決
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 【明慧日本2018年7月22日】吉林省松原市の法輪功学習者・王淑華さんは暴力を加えられ、骨折した夫の解放を求めたため、2017年10月12日、長春市民康派出所と松原市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に連行され、善友留置場に拘禁された。同年6月4日、懲役9年の実刑判決を宣告された王さんは蘭家女子刑務所に収容された。

 王さんの夫・李国軍さんは2017年9月、仕事を探すため長春市に行って、法輪功学習者・劉慶傑さんの家に泊まっていた。しかし、9月13日夜8時ごろ、長春市民康派出所の警官6~7人が突然、劉さんの家に不当に侵入して来て、劉さんと李さんを連行した。李さんは警官に台所へ連れていかれ、いきなり目と顔を拳で殴られた。李さんは顔から血を流し、ズボンと地面を赤く染めた。

 しかし警官はその後、負傷した李さんに何の治療もしなかった。翌日の午後3時、李さんの再三の要求で警官は李さんを病院に連れていき、CT検査をさせた。検査の結果を知らされなかった李さんは、長春市第三留置所に送られたとき、留置所の医者は李さんのCTを見て、右目の周りの骨が骨折しているのがわかったため、李さんの入所を拒否され、李さんは新康刑務所病院に送られた。

 その後、李さんの行方を探していた家族は、李さんが刑務所病院に入院していることを知り、病院に駆け付けたが、面会は許されなかった。家族は仕方がなく、弁護士を頼むことにした。弁護士は李さんと面会してはじめて、李さんが骨折していたことがわかった。しかし、警官らは自分たちの違法行為を隠すため、偽造された証拠を作り、李さんを解放せず、逮捕令状を出した。

 2017年10月12日午前、李さんの妻・王さんは姉の王淑芬と一緒に民康派出所に行き、王さんの解放を求めたが、その場で2人とも連行された。姉は翌日の午後6時に解放されたが、王さんは葦子溝拘留所に15日拘留された。2人とも携帯電話を押収されたため、姉が解放されたとき、携帯電話を返すように求めたが、警官から「まだ データを読み終えていないので、返せない」と言われた。

 王さんは10月28日、拘留所から出たとき、拘留所の前で松原市国保大隊の警官に連行された。警官は同時に王さんを迎えに行った法輪功学習者・蘭亜芹さんと柳さんも連行した。その後、警官は蘭さんの家に行き、強制的に家宅捜索を行い、家にあったパソコン、携帯電話、法輪功創始者の写真などを押収した。蘭さんの息子も民康派出所に呼ばれ尋問を受け、サインなどを強いられた。蘭さんは拘留所に10日間拘留された。

 2017年12月末、王さんに逮捕令状が出された。

 2018年2月9日、家族は弁護士に王さんとの面会を委託したが、留置所側が面会を許さなかった。弁護士は司法局に行き、留置所の違法行為を訴えたが、司法局の人員に「共産党の党員でなければ、通常の面会ができない」と言われた。

 これは、中国共産党の司法局が、公然と法律の実施を破壊しているということではないのか!

 現在、懲役9年の実刑判決を受けた王さんは、未だに刑務所に拘禁されたままでいる。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/7/4/370579.html)
 
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