若い学習者「自分も幸せになり 他人をも幸せにする」
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2019年1月31日】私は若い大法弟子です。2012年から法輪大法を修煉し始めました。師父の法を学ぶことによって、私はしだいに真・善・忍に同化し、心が優しくなり、他人のことも考えるようになりました。今まではご飯を用意してもらい、自分から何も手伝いをしていなかった私は、今では家族のためにご飯を作るようになりました。父親のことが嫌いで父親を見下していた私は、今では父親のことを理解するようになりました。私は自分が幸せになっただけではなく、他人をも幸せにする人へと変わりました。

 修煉する前の私は、ネットゲームにはまり、バーチャル世界で満足感を求めていました。日常生活に関しては何もせず掃除や洗濯、食事の準備、何もかも家族に全部やってもらっていました。両親は、仕事から疲れて帰って来てからも、ご飯の用意をしなければなりませんでした。毎日とても大変そうなのに私は家族に迷惑をかけているとは全く考えてもいませんでした。毎日オンラインゲームに没頭し、それを楽しんでいた私は両親にとても辛い思いをさせていました。

 2012年、親戚の紹介で私は幸運にも大法修煉を始めました。師父の法を学んでいる中で、法理に対する理解が深まり、知らず知らずに自分は変わっていきました。親戚と同修の助けの下で、私はネットゲームをやめて、真・善・忍の基準で自らを律するようになりました。今までの自分がしていた事、やっていた事は間違っていたと認識し、自らを改めようとしました。次に、私に起きたいくつかの変化についてお話したいと思います。

 一、ご飯を作ってもらっていたが、家族のためにご飯を作るようになった

 以前の私はとても怠け者で、家の事は一切手伝うことはなく、ぶらぶらと遊び暮らしていました。小さい時から家事をほとんどやらないでさぼり、大きくなってからも少しも変わっていませんでした。大学に入ってからはパソコンを覚え、当時、同級生と一緒によくネットカフェに通い、しだいにオンラインゲームにはまりました。それからは、ゲームに夢中になって時間があれば必ずゲーム遊びをしました。ご飯の用意ができたら、両親から声をかけられてやっとご飯を食べ、食べ終わるとまたゲームの世界に戻り、他のことは一切何もしませんでした。

 修煉をしてからは次第にゲームをやめていき、家族のためにご飯を用意するようになりました。今では家のご飯はすべて私が作り、そして皿洗いや掃除、洗濯、なんでもするように変わっていきました。家族のご飯を作ることの大変さ、親の苦労も理解するようになり、親を大切にするようになりました。今の私は人の気持ちがよくわかるようになり、他人の失敗も許せるようになりました。

 二、父親を嫌っていたが、父親を理解するようになった

 父親はたばこも吸い、酒も飲み、しかも毎日酒に溺れています。父親は体の調子があまりよくなく、性格は怒りっぽくて、ちょっと気に食わないとすぐ人に八つ当たりをするのです。他にも父親はマージャンに手を染め、時には深夜になっても家に帰ってきません。その頃は、私は言葉には出しませんでしたが、心の中では父親がやっていることに、とても反感を持っていました。父親の体調が悪い時「稼ぎが悪いのに、タバコも吸い、酒も飲み、それにマージャにも手を出し、自業自得だ」と思いました。私は心から父親を見下していて、言葉も優しくなく、父親を軽蔑していました。

 法輪大法を修煉してから、これらの心が良くないと分かりました。私は大法の要求に基づいて、真・ 善・忍で自らを律して何事も他人の為に考え、人に優しくし、親孝行をするようにしました。一度父親はまたマージャンに行きました。ちょうど寒くなる時期で、しかも曇りの日でした。私が部屋の中で本を読んでいても寒く感じました。その時「こんな寒い日には父親が帰って来て、すぐに暖かいご飯が食べられたらいい」と優しい気もちが芽生えてきて、私は早めにご飯の支度をしました。しかし、食事の時間になっても父親は帰って来ませんでした。私は用意したご飯とおかずを再び鍋に戻しました。その日、父親はとても遅く帰ってきましたが、すぐに暖かいご飯を食べることが出来ました。

 三、自分も幸せになり、他人をも幸せにするようになる

 修煉する前の私は、他人の事をあまり考慮せず何事も自分を最優先に考えていました。修煉をしてからは、だんだんと変わり、人の立場に立って物事を考え、人の気持ちを理解するようになりました。私は田舎に住んでいます。ここの住人達は皆家庭のゴミを道路の傍に捨てており、道路を清掃する人にゴミの処理を任せています。私は道路を清掃する人たちの負担を減らすため、そして周囲の環境をきれいにするため、家の紙類のゴミを燃やし、生ごみを庭に埋め、できるだけ外にゴミを捨てないように努力しました。

 私達の農村では、多くの人は庭でヒョウタンを作っています。収穫したヒョウタンを千切りにして干せば、結構良い値段で売れるのです。しかし、ヒョウタンを若いうちに摘んで、日干し作業をすれば美味しくできますが、その作業が遅れてしまうと、ヒョウタンは固くて美味しくなくなります。しかし、多くの人は固いものを売っていました。私はそれがよくないと思い、固くなったものを売らないで、家畜を飼っている人にただであげました。些細なことですが、いいことをした自分は心から嬉しく思いました。

 かつての私は怠け者で、利己的で、楽ばかりを求めていました。しかし、大法は私を変えてくださいました。今の私は、苦しみに耐えることができ、他人のために考えることができます。冬は早起きして朝ご飯を作っていると寒く感じますが、心の中はとても暖かくていい気持です。

 私の変化を書き出して、もっと多くの人に法輪大法の素晴らしさを知ってもらいたいと思いました。大法を伝授してくださり、そして、私をいい人、さらにいい人に変えてくださった師父に感謝いたします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/1/3/379925.html)
 
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