【明慧日本2003年4月28日】大陸の各地に"法輪功学習者が迫害を受けた事実"というタイトルの統計表が現れ、すべての学習者が姓名、性別、年齢、学歴、職業、住所及び迫害経歴別に記入することを要求されました。上から来た要求だと言い、記入し終えたら次々に上に渡し、しかも親身に手渡すよう要求されました。学習者の間で流れているこの話について、一部の学習者はすでにこれは大法の法理に合わないと意識しています。大法弟子が法を証明し、衆生を救い済度するのは皆自発的なものです。大法は、常人のような組織や階級などを作ってはならず、かつ学習者の名簿を収集してはならないことを規定しています。このような迫害事実を集める方式は、法をもって判断すると重大な漏れがあります。また、名簿を手渡す過程及び中間の各過程において、深刻な安全面の抜け穴があり、非常に邪悪の隙に乗じられやすく、しかも大法弟子に損失をもたらしやすいのです。
法を正す時期の大法弟子の存在意義は、決して修煉を通して個人の解脱に至るだけではなく、最も大事なのは法を正す時期において世人と衆生を救い済度することです。但し邪悪な迫害を暴き出すのは皆、大法弟子の自発的な行為です。なるべく明慧ネットと単独に連絡するなどのような安全な方法を用いて行うことを薦めます。大法にはいかなる名簿も存在せず、このような名簿収集行為に対して、大法弟子は自分に責任を負い、他の学習者に責任を負い、法に責任を負うことに基づき、善意をもって、表を渡している同修に、これは大法に合わない行為であると指摘すべきであり、法の中で共に高まるべきです。法を正す中で、いかなる仕事をする心、歓喜心、顕示心など常人の心が混ざった手段では極めて危険であり、しかも深刻な結果をもたらしかねないのです。従って、しっかりと法を学ぶと同時に、互いに随時に指摘し合い、自己修正を行い、共に修煉の円満と最大限に衆生を救い済度する目的を達成しましょう。
他にも、最近海外の大法弟子が真相を伝える中で、学習者同士の間で署名を集めることが引き続き現れています。大法弟子が真相を伝えるのは世人を済度するためであり、邪悪の大法と大法弟子への迫害を取り除き、損失を減少させるためです。私達は世間の全てを求めません。従って、署名収集を問わず、他の真相を伝える形式を問わず、いずれも手間を省くことを図ってはならず、数量だけを求めてはなりません。逆に民衆に真相をはっきり伝え、世人を救い済度することを根本とするべきです。同時に、邪悪に乗じられないように、なるべく法理と大局の基点に立って周到に考え、皆さんの知恵と協調によって個人の法における不慎重を補い、常人の心がもたらした妨害を取り除くべきです。
明慧編集部
2003年4月28日
(English: http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2003/4/29/35020.html) 更新日:2012年1月7日