【明慧日本】近頃、ある学習者の銀行口座に振り込みをするように、という内容の文章が、中国の佳木斯あたりを中心に出回っている。これを周辺に漏らしている人の話によると、その口座に振り込まれたお金は、米国に送金され、師父が利用されるということである。既に法を学ぶことが十分でない学習者が、この詐欺行為に騙された故、ここに声明を発表する“これは、甚だしく法を破壊する行為である。師父はこれまで学習者から、お金を募ったことは無く、今後も、たとえ一円たりとも募ることはあり得ない。法輪功学習者からお金を募る行為は、厳格に禁止されていることである。学習者や協会の名義を利用し、募金の発起あるいは募金の援助をするような行為は、魔に代わって大法を破壊し、学習者を妨害することである。
法を正す時期の大法弟子、特に数多くの大陸の学習者は皆、お金を出来る限り真相の説明、世の人を救い済度するために用いている。多くの学習者が反迫害運動にあたっては、生活上できわめて大きな困難に直面しているのにもかかわらず、切り詰めながら生活を維持し、最大限に多く世の人を救い済度している。自らの金銭面をいかに処するかは、学習者個人の選択である。互いに知り合っているところの学習者間の協力も、個人としての選択ではあるが、いかなる時期、いかなる地区であっても、学習者から資金を募ることは、断固として許されることではない。
一方、大法に従い、修煉者による団体は、緩やかな管理をとり、会員登録もなく、名簿もない。全ての法を正す時期における大法弟子は、厳格に自らを制御できるようにすべきであり、魔に利用されないようにしなければならず、自身や他の学習者、及び法を正すことにもたらす損失を厳重に防ぐべきである。大法の原則は、金剛ごとき不変なものであり、全ての大法弟子は、遵守すべきである。
全ての大法弟子は、法を学ぶことを堅持し、しかも法をよく学ばなければならず、自覚的に大法を堅持し守る上で、法を正す時期における大法弟子が、行うべきことをなし遂げるよう希望している。
明慧編集部
2003年4月8日
(English: http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2003/4/9/34331.html) 更新日:2012年1月7日