【明慧日本2015年3月3日】師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは! 私は1996年に大法の修煉を始めました。当時私は50才で、夫と2人で雑貨店を経営していました。
私の回答は「修煉を続ける」
邪悪な中国共産党が法輪大法への迫害を開始してから、私は大法弟子として、外に出て大法を守るべきだと悟りました。派出所の警官が我が家に来て「大法の本を出せ」と要求した時、ちょうど自分の手元に10数部の真相資料「私は立ち上がった」がありました。これは法を伝える最も良いチャンスだと思い、私は派出所へ行き、警官たちに一部ずつ手渡して読んでもらいました。
数日後、地区から来た人と派出所の指導員が一緒に私の店に来て、テレビで法輪大法を非難するように要求しました。私ははっきり断り、「私は法輪大法を修煉して、ひと言では言い尽くせないほどの恩恵を受けました。こんなに素晴らしい大法に対し、どうして法輪大法は悪いと私に言わせるのですか? 私は『真善忍』を修煉する者ですから、嘘をつくことはできません」と言いました。私の話を聞いた指導員は腹を立て顔を真っ赤にして、大声で「黙れ、今後修煉を続けるなら、どこにいようと俺が見つけたらお前をすぐ逮捕するぞ!」と叫びました。私は彼の恫喝を聞いて、微笑みながら彼を見ていました。一緒に来た地区の人は私から協力を得られないことが分かり、出て行きました。
その後にも派出所の警官が「まだ修煉を続けるのか」と尋ねてきたので、私はこう答えました。「あなたは本当の話を聞きたいのですか? または嘘を聞きたいのですか?」。彼は「当然だ、本当のことを言え」と言いました。「本当のことは修煉を続けることです」と私は話しました。彼は何も言わず、鞄を持って出て行きました。
私の長男は県の組織部に勤務しています。公安局は彼に圧力をかけ、「ほかの人は全部除名した。現在残っているのはあなたの母親だけだ。形式的にやめると言えば、後は家で密かに法輪大法を修煉しても我々は干渉しない。それに今後あなたたちの子供も不利な影響を受けることはない」と言いました。翌朝、長男は車で家に戻り、公安局の意思を説明しました。
彼は公安局の意思に従って表向きにやめると言ってほしいと私を説得しましたが、私は息子にこう答えました。「修煉は良いことです。良いことは、皆がやらなくても私一人でもやります。悪いことは、皆がやっても私はやりません。家の向かいの破損している建物を見てください。建物は破損したら修理しなければなりませんね。人間も同じです。悪くなっていたら修煉しなければなりません。天災や人災はすべて人々の心が悪くなったことの結果です。私が真善忍に従い良い人になることは、あなたたちも恩恵を受けますよ。皆さんもご存知のように、徳のある人の家族には福があります。私の修煉を支持すれば、あなたも福の報いを受けますよ」。私の話を聞いて、息子は「もういい、何も言わない、好きなようにしてください」と言ってくれました。
「この法は正しくなければなりません」
私は毎日自分の店の前で真相を説明しています。ある日、老人が私の店に来て、「あなたは地元の人ですか? 私は毎日ここを通りますが、あなたがいろいろな人に法輪大法の真相を伝えていることを聞いていると、あなたの学んでいるのは正法だと分かりますよ。『一正は百邪を圧する』ということわざがあるように、あなたは毎日ここで真相を話し、誰もあなたを妨害しないことを見ると、あなたが学んでいる法はきっと正しいものだということが分かります」と言いました。
これは師父が彼の口を使って励まして下さっていると私にはすぐ分かりました。師父のお誕生日の前の日、私はある場所へ資料を取りに行った時、派出所の警官は私を探すために3回も店に来ました。私が外出していることを知ると、彼らはバス停で私を待ち伏せしました。私はバスを降り、彼らの目の前を通りましたが、彼らは私を見つけることができませんでした。それから家に戻り資料をしっかりしまってから、私が店に行くと、派出所の警官も店に来ました。そして彼らは「あなたは師父の誕生日を祝いに行ったのか」と聞きました。私は「あなたたちも私の師父の誕生日を覚えているのね。ありがとうございます」と答えました。
夜、私が家に帰り資料を分けて、夜12時の正念を発した後に資料を配りに行こうと思っていましたが、10時ごろに派出所の警官がまた来て、「県公安局のスタッフがこちらに捜査に来ている。彼らを派出所に待たせて、代わりに俺たちが捜査に来た。県の人に報告できるよう何かの資料を用意してくれ」と言いました。私は「何も持っていませんよ」と話しましたが、夫は「私は家内を説得するから、あなたたちは先に行って下さい」と言いました。「それじゃ、俺たちは他のもう1人の家を捜査してから、戻るときにまた取りに来る」と所長が言いました。
夫は未使用の録音テープを探し出して彼らに渡しました。彼らは車であちこち回り、私たちが怖がっていると思っているのか、安心して帰りました。私は夜0時に正念を発した後、町のメインストリートに面している店の半分ぐらいに資料を配りました。ほかの同修を探す時間はなく、資料を配ることは私1人でやりましたが、全部の店に配ることはできませんでした。残りの店は翌日配りました。私にはいわゆる敏感日の概念がありません。
他人のための一念
我が県の同修は三つのことをしっかり行っていましたが、歓喜心のせいか、邪悪に付け込まれました。2008年のある日の夜、県国安、公安、610弁公室、派出所からきた7人は各同修の家を無断捜査し、私とほかの大法弟子3人を、派出所に連行しました。
私は彼らの車に乗らず、歩いて派出所に行きました。歩きながら、師父の詩を暗誦しました。「天地ひっくり返り人妖の邪 世を欺く大嘘の陰風は切なり 大法の衆徒真相を講じて 正念法力妖穴を搗く」[1]。派出所に着くと、私はすぐ掌を立てて正念を発しました。1人の警官は「おまえは煉功しているのか」と怒鳴りましたが、私は彼の質問に答えませんでした。それから、私たちは尋問を受け、副所長が私に色々なことを聞きましたが、私は師父の教えを心に刻み、邪悪に協力しませんでした。私は彼の話を聞かないことにし、彼の邪念に左右されないように、ずっと真相を説明しました。
私の正念は彼を動かし、1時間後、国安局のスタッフが資料を持ってきたとき、その副所長は「彼女は『知りません』という言葉以外何も答えていない」と言いました。実は私は何もしゃべりませんでした。尋問の後、私たちは家に帰りたいと言いましたが、警官は車であなたたちを家に送るから、ちょっと待ちなさいと言いながら、私たちを拘置所へ送りました。拘置所は100元の寝具費用を要求しましたが、私は「あなたたちに騙されてここに連れて来られたのですから、そんな費用を出す訳にはいきません」と答えました。
その日は土曜日で、監禁部屋から出されたとき、私は外で煉功し、監禁室に閉じ込められたとき、中で正念を発しながら、同室の犯人に真相を話しました。誰かが私の行動を拘置所の警衛に報告したのか、月曜日、警衛が同室の犯人と1人の女性同修、他室から2人の男性同修を事務所に呼び寄せましたが、私は呼ばれませんでした。
火曜日の昼頃、ある女性警衛は私を事務室に呼び寄せ、「私はあなたの息子が県機関に勤務していることを知っている。息子の電話番号を教えたら、私はあなたの息子に連絡し、あなたを釈放するよう国安局に行かせます」と話しました。さらに、彼女は「あなたたち法輪功の人たちは皆良い人であることは分かっています。本当のことを言うと、あなたが外で煉功し、法輪大法を宣伝していることを公安局はすでに知っています。あなたを単独で監禁し、手錠をかけ、正式に拘置しようと計画しています。正式の拘置になったら困ったことになりますよ」と話しました。そして「あなたは身体のどこかに調子が良くないところはありませんか、教えて下さい。私が国安局に報告するから。あなたはちょっと太っているから、高血圧症があるかな」と言い出しました。
彼女の表情を見て、人間性の一面が出てきたことが分かりました。彼女は最善のことを行っているのです。そこで私は息子の電話番号を教えました。翌日午後3時、国安と公安の人が拘置所に来て、身体検査をするため私を病院に連れていこうとしました。私は「病院に行くのはいいですが、私は薬を飲みません。私は家に戻って煉功したい」と言いました。
拘置所を出たら、息子と嫁が外で私を待っていました。私たちは一緒に車に乗って病院に行きました。病院に着いたらすぐ血圧を測られました。自分の血圧はどのぐらい高いかは分かりませんが、医者は「早く入院しなさい、脳卒中の危険がありますよ」と言いました。国安の人はこの情況を電話で上司に報告しました。医者と警察は息子の嫁に薬を買いに行かせ、薬を買ってきたら、私に飲ませようとしました。私はこう言いました。「私が家で毎日煉功していたとき、何も問題はなかったでしょう」。嫁も「お母さんは修煉する前、薬を欠かしませんでしたが、修煉を始めてから、薬を飲まなくても、身体の調子は問題ありませんでした」と言いました。私は嫁から薬を受け取り、ゴミ箱に捨てました。国安の人は「あなたは母親を家に送りなさい」と息子に言いました。
私は強制連行された後、自分のことをまったく考えず、ずっと同修のことを考えていました。拘置所にいる同修を救わなければいけないし、家にいる同修は明慧ネットを見ようと思っている。私たちの資料拠点はいつも一対一で片方から連絡を取っている……きっと師父はほかの人を思う私の心を見ておられました。師父は私を守ってくださり、家へ帰してくださいました。
家に戻った後、私は内に向かって探しました。やはり環境が少し緩やかになったため、自分たちが良くやっていたと勘違いして、歓喜心が生じていました。その結果、学法を緩め、人心により、同修の法に合わない言動も指摘せず、ときに嫉妬心さえ持っていました。内に向かって探した結果、問題点が分かりました。私は落ち着いて法を勉強し、心性を向上することができ、師父の要求された三つのことを全力で行うことを決心しました。
人々は脱党のため私の店に集まる
私は自分の店で毎日真相を説明し人を救いました。周辺の村の人々は私が法輪功を修煉していることを知っていて、一部の方は脱党のために直接私の店に来ました。私は彼らの秘密を絶対守ります。ですから、私のところで脱党声明を依頼することは安全だということが皆には分かっていました。神韻を紹介するDVDも私は店で人々に手渡しています。ある中年の方はDVDを鑑賞した後、わざわざ私の店に来て、「神韻の中で歌詞はとても感動的で、心が打たれました。こんな素晴らしいDVDを無料で頂くなんて、本当にありがたく思っています」と話してくれました。
隣の県の全人代の代表が、共産党と関連組織から脱退した後、毎年真相資料をもらうため私の店にやってきます。DVDも1回に数枚もらって、自分の兄弟や友達にあげています。「このショーは本当に素晴らしい。あなたたちの師父がこんなに多くのずば抜けた才能を持つアーティストを育てられたのですから、やはりあなたたちの師父は普通の方ではないね」と感心しました。
注:
[1]李洪志師父の詩:『洪吟二』「圍剿」
(明慧ネット11回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)