師父は度々夫を助けてくださいました
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2020年10月20日】私の夫は公務員です。夫は1999年7.20以前に大法の本を読んだことがあり、五式の功法も学びました。迫害後、公務員ということもあり、職場から強い圧力がかかり、また夫の実家にも反対されました。そこで、夫は修煉を止め、暇な時間は金儲けに力を入れるようになりました。

 夫は昼間は仕事をし、夜は財務管理のセミナーに参加し、家に帰っても落ち着きがなく、手持無沙汰なとき、深夜までドラマを見ていることもありました。そうしているうちに、夫は日増しに体力が衰え、歯が緩み始め、昨年1年間で4、5本も抜けてしまいました。そして高血圧症、心臓病などを発症しました。

 2019年8月21日、私は地方に出かけました。お昼の時間に夫から電話がかかってきて、「とても苦しい」と訴えました。昼食を済ませ、私は息子を連れて車で家に向かいました。その途中で医師から電話があり、一刻を争う状態だと言いました。急性心筋梗塞の症状で、私が戻ってサインするのが待ちきれず、緊急に手術しなければならない状態でした。夫を病院まで送った友人が私の代わりにサインするように医師から言われたそうです。夫は同意し、私に意見を聞き、同意しました。私は医師に夫と電話をかわるように頼み、夫に「今からずっと、心の中で誠心誠意『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じなさい」と告げました。夫は念じると約束し、そして、慎重に車を運転するようにと言いました。

 あまりにも突然の出来事で、こんなにひどいことが起きるとは思ってもいませんでした。電話を終え、私は子供と思わず泣き出しましたが、すぐに子供と一緒に『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じなければならないと思いました。そして、夫を加持していただくよう師父にお願いしました。

 病院に着いたとき、夫の手術は終わり、集中治療室にいました。治療室に入ると、夫が様々な医療用具に接続されていました。私はまだ信じられませんでした。看護師が夫には全身にアレルギーがあると言っているのを聞き、夫を見ると、顔、首、手、脚にまで分厚い赤い発疹がありました。夫は息苦しくて気分が悪いと訴えました。私は夫の耳元で「意識さえあれば『法輪大法は素晴らしい』と頑張って念じてね。ほかには何にも考えないで」と言うと、夫は頷いて分かったと言いました。

 やはり、ほんの数分間で夫の全身のアレルギー症状は消えてしまいました。医者は「このようなアレルギー症状は、年に数百人に1人ぐらいで、非常に稀です」と言い、もし早くアレルギー症状が現れた場合、救いようがないとも言いました。私は心の中で、夫を助けてくださった師父に深く感謝しました。夫に「こんなに偶然が重なり、命が危険に晒されても奇跡的に良くなり、あなたは師父に助けられました。私たちはこのことをもっと大切にしなければなりません!」と言いました。

 夫が以前言っていたことを思い出しました。夫と同じ職場のある若い同僚がオフィスで倒れ、全く救急措置の時間もなく、そのまま亡くなりました。しかも、今の夫の症状はその同僚と全く同じだったのです。

 手術後、夫は集中治療室で5日間過ごしました。夫は誰もが認める良い人で、入院中、職場の上司や同僚、親戚、友人たちがみんな見舞いに来てくれました。夫の姉や義兄たちが見舞いに来たとき、夫は、私が夫を守ったと言いました。私はそれを訂正し「大法の師父があなたを守ってくださったのですよ」と言いました。

 一般病棟に移されて8日後、夫は退院しました。退院した当日、夫の2人の姉妹と義理の姉がまた家に見舞いに来ました。彼女たちは大法の素晴らしさを目の当たりにしたので、その日、家で大法の五式の煉功動作を学びました。

 退院して数日後、夫は仕事に戻りたいと主張しました。上司は回復した夫を見て嬉しそうに言いました。「あなたは本当にいい人だから、良い報いがあるのですね」

 今年3月13日の夕方、夫は仕事を終えて家に帰り、気分が悪いと言い、すぐに服を着がえ、ベッドに入って寝ました。夫は前夜、雨に濡れ、風邪を引いたせいだと思い込んでいました。晩ご飯のとき、夫を起こしに行くと、食べたくなく、お湯を飲むだけでいいと言いました。お湯を飲んだあと、またすぐに寝ました。

 翌日の朝、夫の顔色はとても悪く、朝ご飯が食べられるかと聞くと、大丈夫だと答え、夫はトイレに行き、私はベランダに出ました。私がリビングに戻ったとき、遠目にも夫の表情は非常に悪く、目はぼんやりとして、上半身はトイレのドアにもたれかかっていました。呼んでも反応がなく、急いで駆け寄り、夫を抱えました。夫は意識がなく、全身の力が抜け、両脚はだらりとして冷や汗をかき、白目をむいて倒れてしまいました。私は夫を支える力がなく、そのまま床に座らせ、私に寄りかからせました。

 私はパニック状態になり、大声で「法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい。師父、夫をお助けください!」と念じました。幸い子供も家にいたので、2人で一緒に念じ、何にも考えず、ただ頭の中で繰り返し、そのままずっと念じていました。

 そうしているうちに、夫の身体が少し動いたような気がしました。夫は意識が戻り、両目を開け、自分に何かあったのかと聞きました。私は先ほどの状況を説明しました。夫は何も分かっていないようで、確かに、夫は失禁していたのです。

 夫は再度、師父に助けていただいたのです。

 私は夫をベッドまで支えて行き、温かいタオルで顔や首の冷や汗を拭きました。ちょうど週末だったので、師父の説法の録音を聞かせました。夫は聞いているうち眠り始め、目が覚めると、また続けて聞きました。こうして、2、3日で、師父の九講の説法の録音を全部一通り聞きました。

 夫はかなり元気になりましたが、ただ両脚に力が入らず、腰を真っすぐに伸ばすことができません。この状況をみて、私はすでに亡くなった夫の姉のことを思い出しました。姉も一度昏睡状態になったあと、両脚に力が入らなくなりました。退職したため、出不精になり、それ以来十何年も家に閉じこもってしまいました。脚の力はますます弱くなり、家では四方の壁にステンレス製の手すりを取り付け、それを掴みゆっくり歩いていました。

 病院で検査をしても、原因が分からないままでした。その後すべての臓器が弱くなり、入院し、集中治療室で40日間、医師はあらゆる手段で治療をしました。最後には何本ものカテーテルを挿入され、呼吸困難に対して気管切開をし、食べられなくなって経管栄養になりました。亡くなる直前まで治療を受け、最後には家に帰され、数日後亡くなりました。姉は30万元以上の治療費を自分の貯金から支払いました。

 私は夫に「病院でもなかなか治らない病気もあり、私たちにはこんなに素晴らしい功法があるので、もう少し続けてみては」と言って、夫に第一式の功法を教えました。夫は1回やってみて、とてもいい感じだったので、続けて残りの全功法を煉りました。

 現在、夫は続けて煉功しており、毎日『轉法輪』を読んでいます。身体の状態はますます良なり、よく食べ、よく眠り、全身に力がみなぎっています。これは病気が全くなくなり、全身が軽くなったのです。夫は確かに変わったようです。

 慈悲で偉大な師父の救い済度に感謝いたします。師父がいらっしゃらず、大法がなければ、弟子の家族の幸せと平安がどうして得られるでしょうか。

 法輪大法は佛家の高徳の大法であり、師父は衆生救い済度するためにいらっしゃいました。全世界のすべての善良な人々が目を輝かせ、一刻も早く中共の欺瞞に満ちた嘘の毒害から抜け出そうではありませんか。法輪大法の真相を理解し、自分や家族のために素晴らしい未来の選択を願っています。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/9/23/410843.html)
 
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