瀕死の夫 法輪大法は素晴らしいと念じて生還
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文/河北省の大法弟子

 【明慧日本2022年7月27日】夫は今年で72歳です。子供の頃から気管支炎に悩まされてきました。年齢を重ねるごとに病気は悪化し、毎日薬を飲まなければならなかったのです。毎年、冬になると、一層つらくなります。呼吸困難を起こしたとき、夫は胸に手を当て、口を開けてハアハアと荒い息をし、目を大きく開けた状態になり、苦しそうな姿でした。それを見た私は酸素ボンベを引き寄せ、「エアゾール」を手に持たせていました。 ずっとこの繰り返しでした。

 数十年の間、数えきれないほど呼吸困難になったことがありましたが、夫は運が良く、何とか乗り越えてきました。「たぶんこのままで死ぬことはないし、つらいだけで、そのうち治まるかもしれない」と、私は思っていました。

 私は苦しんでいる夫に、何度も「法輪大法は佛家の大法で、私は大法を修煉してから、病気がなく、元気になりました。大法は人に良い人になることを教えています。修煉する前の私は、村の誰もが、私が気が強いことを知っていたでしょう。私と喧嘩する人がいますか? あなたはよく分かっているはずです。今の私はどうでしょう? 人と言い争うことがなくなりましたよね。もうすぐ70歳になりますが、家事も畑仕事も全部やっているでしょう。しかも、私はやるべきことをやって、文句も言わなくなりました。ここまでできたのはすべて、大法が教えてくれたことに従って来たからです。だから、大法は本当に良いものですから、あなたも大法を学んではどうですか?」などと、話していました。

 それを聞いても、夫は首を横に振ったのです。私は、「こんなにつらいのに、どうして試してみようと思わないの?」と聞いてみたのですが、夫は、「あれは迷信だから、信じない!」と返事しました。これを聞くたびに、本当にどうしようもない人だと思ったのです。夫はたとえ息ができないほど苦しくても、命を救ってくれる大法のことを信じなかったのです、

 2019年冬のある日の朝、ご飯を作っているとき、「助けて! 助けて!」と、夫がかすれたような声で叫んでいるのが聞こえてきました。夫の部屋のドアを押し開けると、タンクトップと短パンを着ている夫がベッドの脇に跪き、口を大きく開けて「息が苦しい、息が苦しい」と言っている姿を見ました。すぐ夫に「エアゾール」を手渡すと、夫は口に向かって何度か噴射しました(通常は一回で効く)。しかし、効きませんでした。それで、私は慌てて酸素ボンベを引き寄せ、酸素を吸わせました。2回吸って、夫は鼻カニューレを手で抜いて「ダメだ! 救急車を呼んでくれ!」と言いました。私は、「もう遅い! たとえ医者が来ても同じことをやるんだから。どうか大法の師父に命を救ってもらえるようにお願いしてみて。法輪大法は素晴らしいと唱えなさい」と言いました。しかし、無神論に洗脳され、神様を信じない夫は、苦しくて跪いているのに、首を振りました。つまり、信じない、唱えないということでした。

 その時、夫の状態がどんどん悪くなり、しばらくすると、黒目が見えなくなり、白目だけになり、体が傾きました。私は精いっぱいで夫を抱き上げようとしましたが、支えられなくなり、夫は窒息しそうになりました。

 そして、私は夫にこう叫びました。「師父を呼べ! 今あなたを救えるのは大法の師父だけだ! 法輪大法は素晴らしいと叫べ! 叫ばないとあなたは本当に死んでしまうよ、息が切れてしまうよ。聞こえたか?」その直後、私も「師父! 夫は弟子の家族で、師父の家族でもあるのです! 助けてください。お願いします」と叫びました。

 そのとき、夫も「李大師、助けて、助けて、助けて! 法輪大法は素晴らしい」と力いっぱい叫んでいるのが聞こえました。4、5回続けて叫ぶと、黒目が徐々に戻ってきて、徐々に呼吸ができるようになり、2、3分で呼吸が安定しました。体に力が入ったようで夫は自力でベッドに上がりました。

 夫は救われました! 慈悲で偉大なる師父が死にかけている夫を救ってくださったのです!

 涙が溢れ、声を詰まらせながら、私は「師父、ありがとうございます。慈悲で偉大なる師父、本当にありがとうございました」と言いました。

 この出来事を通じて、夫は徹底的に無神論の考えを捨て、「法輪大法は素晴らしい」と念じたおかげで救われたと認め、そして、大法修煉の道に入りました。

 私たち夫婦は、師父が命を救ってくださった恩に報いたくてもできません。私たちにできるのは、ただ精進し、三つのことをしっかり行い、大法の素晴らしさを広め、より多くの人々を救うことだけです。叩頭します。師父のご恩に感謝します!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/15/446257.html)
 
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