文/黒竜江省の大法弟子
【明慧日本2020年11月25日】私は2004年から大法の修煉を始めた69歳の大法弟子です。修煉を始めてから健康になり、身体の痛みはいつの間にかなくなりました。『轉法輪』は私を良い人にしてくださり、「真・善・忍」に基づいて道徳性が高まり、生活の中の小さなことを含め、人を思いやる心を持って物事を行ない、他人のことを優先に考えることなどを教えてくださっています。
私の3人の息子たちも法輪大法の不思議さと素晴らしさを目の当たりにしました。私は大法から得た知恵で、身を律する道理と大法の真実を息子たちに教えています。息子たちは「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と知っています。
数日前、タクシーの運転手をしている49歳の長男が家に来て、「母さん、この前、車で10万元以上(およそ160万円以上)を拾ったけど、持ち主に返したよ」と言ってきました。私は「さすがうちの子だ、素晴らしいことをやったね」と言いました。息子は「そう言うと思った!」と笑いました。
この出来事の経緯は、今年4月、息子が運転するタクシーに少し酔っ払った様子の男性客が後部座席に座りました。 男性客が降りた後しばらく経ってから後部座席を見ると、そこに袋が残っていて、開けてみると10万元が入っており、また散らばった数千元もありました。息子は「こんな大金を無くしたら、私だって焦る。お金を忘れた人はきっと不安に感じているはずだ。急いで返さないといけない」と思いました。
袋の中に小学校のワークブックが入っていて、生徒の名前が書いてありました。そこで、車でその小学校まで行き、教師に事情を話し、その名前の生徒の親に連絡をとってもらいました。袋を忘れた男性客の奥さんがやって来て、10万元以上が入った袋を見て、驚きと感動のあまり、息子にひざまづいて、無くしたと思っていたお金が戻ってきたことに非常に感謝しました。奥さんは、「どこで無くしたのかもわからないし、もし返してくれなければ取り返しのつかないことになったでしょう」と言い、お礼として500元を渡そうとしました。息子は「10万元以上返したのに、500元が欲しいと思いますか?」と言って断わりました。
この話を息子から聞いて、「正しいことをしたね! 人間の行ないを神は見ておられます! 善には善の報いがあり、悪には悪の報いがあることは 天理だよ」と褒めました。息子は「確かに母さんの言う通りだと思う。あの男性客に10万元以上を返してから、僕の業績はますます良くなった。以前は儲からず、それでも13歳の子供には学費が必要だから、朝から晩まで一生懸命働いたけど様々な費用とガソリン代を除いたら、儲かっていなかった。でも今は毎日ノンストップで顧客を運び、時には食べる時間もないほどだよ。各種の費用を除いても、1日500元(8000円)以上を儲けることが出来ているよ。母さん、僕は良いことをしたから、福の報いを得たんだね!」と言いました。