東北の警官「早めの帰国を願っています」
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 【明慧日本2021年2月21日】(明慧記者=章韻)2021年中国の春節が近づいている折り、海外の法輪功学習者(以下、学習者)たちは中国国内に向かって、電話で法輪功迫害の実態伝えています。たくさんの人々は電話を受けた後、学習者に感謝の意を表しました。最近、ある東北の警官は電話の中で「法輪功迫害の実態について、私には、はっきりと分かっています。あなた達がもうすぐ帰国することができると信じています。その時、私はあなた達を歓迎しますので、私の話を覚えておいてください」と言った後「私は『共産党についての九つの論評』を何冊も人に配りました」と言いました。

 黒龍江省ハルビン市のこの王警官は、学習者に「法輪功迫害の実態は分かっていますので、あまり言う必要はありません。その前に『挑発的なトラブルメーカー』という罪名がありますが、中国では何を意味しているかご存知ですか? 一つは、いじめられたり、強行に家を壊されたり、不当に扱われた人たちが陳情する行為と、もう一つは、過去の『反革命罪』が今になると『挑発的なトラブルメーカー』罪と言われます」と説明してくれました。

 学習者は「これは、良い人がレッテルを貼られて弾圧され、正義を広めることが出来ないことではないでしょうか?」と言いました。

 王警官は「考えてみてください、共産悪魔にいじめられた人はどんな人ですか?」と質問しました。

 学習者は「そうですね。いい人ばかりを弾圧してきました。中国共産党(以下、中共)が1949年に政権を奪取してから、8千万人が迫害されて死亡しました」と答えました。

 王警官は「反革命罪とは何か、ご存知ですか?」とさらに質問しました。学習者は「もちろん分かっています。私の父親は1947年に生まれ、中共のすべての運動を経験したことがあり、3年間の大飢饉も経験しました。『共産党についての九つの論評』を読んだことはありますか?」と聞きました。

 王警官は「その本を持っています。何冊も人に配ったこともありました」と教えてくれました。

 それを聞いて、学習者は「素晴らしいですね! あなたはとても正義感としっかりした思想を持っている方ですね」と感心しました。

 「ハルビンでは、私のように法輪功学習者を援助する警官はたくさんいます」

 「実は、私は法輪功をやっているわけでも、信仰しているわけでもありませんが、あなたたち法輪功学習者を何度も助けました。法輪功は社会を安定させる力があるのに、なぜ弾圧しなければならないのか、理解することも、納得することもできません」と王警官は語りました。

 学習者は「その理由は一つしかありません。法輪功を修煉する人が多すぎたため、江沢民は利己心と嫉妬心から、偽りの宣伝を利用して法輪功に押し付け、罪に陥れました」と言いました。

 王警官は「中共にとって、彼らは天も地も恐れませんが、人々が一つになることだけを恐れています。私の友人の中に法輪功を修煉する人が何人もいますが、当初彼らが捕まった時、私は皆を助けてあげました」と言いました。

 学習者は「あなたは必ず大きな福に報われると思います。法輪功が迫害されている時、救いの手を差し伸べる者は、きっと福に報われるのです」と感動しました。

 「私だけではなく、ハルビンには2万人以上の警察がいますが、私が知っている限り、私のように行った警官はたくさんいます」と言いました。

 学習者は「現在の腐敗や善が抑圧される社会の中で、あなた達のような人はとても素晴らしいと思います」と言い、続いて「三退」を促しました。

 王警官は「私はすでに三退をしました。それだけではなく、私は周りの十数人を三退させました。私のメル友の中には数人の台湾の学習者がいるし、WeChatとQQの中にも学習者のメル友がいます」

 「私は海外のサイトを閲覧できません。私の携帯電話とパソコンがチェックされたことや、事情聴取されたことがあり、十数回訓戒されたことがありました。ですから、あなた達よりもこれらの事を深く理解しています」と言いました。

 学習者は「正義を堅持してきたあなたは、とても素晴らしい人ですね!」と褒めました。

 王警官は「将来、あなた達はきっと帰国できます。世界を旅行しているように、もうすぐ帰って来ることを信じています。将来、ハルビンに来ることができれば、私に連絡ください。この電話番号は私がすでに10年以上使ってきたので変えません。帰国して機会があれば、この番号で連絡が取れます。歓迎します!」と言ってくれました。

 学習者は「ありがとうございます。最後に、心から『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を唱えてください。煉功をしなくても、佛法の威力とつながることができ、疫病は近づくことができません。これはたくさんの人が体験した事実です」と伝えました。

 王警官は「分かりました、ありがとうございます。会うチャンスがあれば、ゆっくり話し合いましょう。では、さようなら! お気を付けください」と言ってくれました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/13/419660.html)
 
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