「法を正すことが終わる時期に対する考えと予言」を読んだ感想
■ 印刷版
 

 文/カナダ・バンクーバーの大法弟子  

 【明慧日本2021年3月11日】話によると、同修の「法を正すことが終わる時期に対する考えと予言」が同修の間で論争を引き起こしているそうです。しかし、私は、この同修が予言した三つの問題に注目しています。(1)師父は中国人の半数を救いたい、しかし、私たちは今、師父が望んでおられる人数に遥かに達していない。(2)中国の大法弟子の半数以上がいまだに表に出ていない。(3)大法弟子全体の修煉の次元が師父の要求に達しておらず、新宇宙の基準に達していない。個人的には、この三つの問題は、現在の全体の状況を真に反映しているのではないか、私たち全員が真剣に検討するに値する大きな問題だと思います。

 衆生を救う大きな使命を担う大法弟子の修煉には、どれほど多くの衆生の命がかかっているでしょう! 師父はこの宇宙を創造され大法を与え、私たちを大法に同化させ、新宇宙の要求に適合させようとされています。そのため、より多くの衆生を救うためには、法をよく学び、執着を取り除き、速やかに昇華することが、私たちの差し迫った急務なのです。

 法を学ぶ問題が、私たちの心性の昇華を阻害しているのであれば、旧勢力のコントロールから脱却することが重要な問題です。私が法を学ぶ上で抱えている問題について内に向けて探しました。(1)心を静めて学法することができず、一昨年の香港の「逃亡犯条例」の改正案の反対運動が始まってから今に至るまで続いており、それにアメリカの大統領選挙が加わり、私は一日中、世界の情勢の変化に心が浮き沈み、多くの時間を費やしてしまいました。心を静めて学法すれば法理が脳裏に入りますが、世間の乱雑な物質が私の空間場に充満し、私の集中力を妨害しているのであれば、どうやって法の内包を読み取ることができるでしょうか? (2)執着は私を強力な自我に陥らせ、法を学ぶことを浅はかに留まらせ、法理の表面に満足していました。自分が正しいと思うことが多く、法理を持って自分の空間場のよくない物質を取り除くことをせず、結果として自分の心性を同じ次元に長期にわたり徘徊させ、速やかに昇華させることができませんでした。(3)怠惰な心から、工夫や心を込めて努力して法理の奥義を悟ろうしませんでした。(4) 容易に他人の執着心を見つけては、自分の修煉がよくできていると思うのは自分自身を欺いているのです。 (5) 自分がよくないと分かっていても、具体的に自分の過ちを修正しようとしないのは真の修煉者と言えません。

 これらを見つけた私は改めることを決心し、これ以上世間のしがらみについて再び執着せず、多くの時間を学法や法理に対する理解に使うことにし、法理を持って自分の一思一念に照らします。自分が変わることで周りの身内を変えることができ、より多くの衆生を救うことができます。

 文章に書かれている予言については、それはあくまでも修煉者が個人の次元で見たものであり、私たちはそれに執着する必要はありません。師父は「私が行なったこのことだけが誰もその未来を見ることができません。私が行なう前、全く未来はありませんでした」[1]と説かれました。師父は法を正す必要に応じて按排され、その中の重要な一つが大法弟子の全体の昇華なのです。私たちは内に向けて探すこの法の宝を把握していれば、如何なる事も私たちを昇華させる機会となります。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『北米第一回法会での説法』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/6/421630.html)
 
関連文章