鄒立明さんは大連刑務所で迫害され死亡
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 【明慧日本2021年4月28日】遼寧省盤錦市の法輪功学習者・鄒立明さんは2015年、警官に連行された後、同市双台子区裁判所に懲役2年6カ月の判決を宣告された。それから、鄒さんは何度も刑務所に送られたが、毎回入所の身体検査の結果、入所基準に満たないとして自宅に戻された。2019年9月、鄒さんは錦州市刑務所に送り込まれた。その後、大連刑務所に移送され、2020年2月7日、突然危篤に陥り、3月8日に死亡した。享年66歳。その後、家族は治療のカルテをもらえず、詳しい説明もないまま、遺骨しか受け取ることができなかった。

'<span class='voca' kid='53'><span class='voca' kid='53'>大法</span></span>弟子邹立明'

鄒立明さん

 鄒さんは1999年7.20、中国共産党当局が法輪功への弾圧を開始した後、鄒さんは数回にわたって連行され労働教養処分も数回受けた。

 2014年12月10日、盤錦市公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官は鄒さんの家を家宅捜索し、パソコンやプリンターなど、9万元相当の私物を押収し、鄒さんを連行して盤錦市留置場に送った。

 その1カ月後、鄒さんは「保釈」された。その後、警官は絶えず鄒さんの家に行き、鄒さんに自白を強要した。鄒さんは従わなかったため、2回も召喚されたが、鄒さんは自分が法律違反などしていないと考え、召喚に応じなかった。そのため、警官は鄒さんが逃げたと決めつけた。

 2015年6月15日、鄒さんは再度連行され、盤錦市双台子区検察庁に不当に逮捕状を発付された。盤錦市留置場に送られた鄒さんは健康状態に問題があるとして、入所拒否となった。

 しかし、2016年9月、鄒さんは盤錦市双台子区裁判所に懲役2年6カ月の実刑と罰金4000元の判決を言い渡された。その後、何回も刑務所に送られたが、長期的に迫害を受けていたため、健康状態が悪くなった鄒さんは入所の条件に満たさなかった。その後、鄒さんは数回も病院に連れて行かれ、身体検査を受けたが、入所基準には満たなかった。

 2019年10月、鄒さんは再び連行され、盤錦市留置場に入れられて数日後、錦州市南山刑務所に送り込まれた。家族は鄒さんの健康状態を心配し、3回も刑務所に行き、鄒さんとの面会を要求したが、刑務所側に許可されず、そのうえ、鄒さんに持って行ったお金と着替えを渡すことも拒否された。

 2019年11月28日、鄒さんは錦州市南山刑務所から大連刑務所に移された。

 2020年1月6日、家族は刑務所に行き、鄒さんと面会した。鄒さんは家族にお金、衣服、生活用品を持ってくるように頼んだ。

 しかし、2020年2月7日、家族は突然、刑務所からの電話で、鄒さんが危篤に陥っており、大連第三人民病院のICUで救急手当を受けているとの連絡を受けた。

 そして、家族はすぐ病院に駆け付けた。ICUの前で十数人の警官が交替で見張っていて、家族を中にいれてくれなかった。その後、家族の再三の要求で、1人入ることを許された。中に入った家族は呼吸器をつけられ、両目が動いていない鄒さんの姿を見た。

 2020年3月8日朝、冤罪が晴れないまま鄒さんはこの世を去った。刑務所側は家族に鄒さんの治療カルテや死因の報告書を見せず、遺骨しか渡さなかった。

 鄒さんが受けた迫害

 1999年末、鄒さんが自宅でほかの法輪功学習者と北京へ陳情に行くことを相談している際、警官に押し入られ、新工派出所に連行された。その後、警官は鄒さんの家を家宅捜索し、法輪功書籍などの私物を押収した。

 2003年5月25日、盤錦市国保の警官は鄒さんを連行して留置場に送った。その後、労働教養処分2年を下された鄒さんは錦市労働教養所に収容されたが、教養所の迫害により重い病状が現れ、仮釈放された。

 2006~2010年、鄒さんは3回、本渓労働教養所に送られた。その中の1回は、盤錦市国保の警官が鄒さんの写真を撮って、壁に法輪大法は素晴らしいと書いてある写真と合成して、その字を書いたのは鄒さんだと偽の証拠で、鄒さんに労働教養処分2年を科した。

 2006年7月22日、盤錦市国保の警官は鄒さんの家を家宅捜索し、パソコン、携帯電話4台、法輪功書籍を押収した。

 2010年のある日、鄒さんは家から出てすぐ、盤錦市国保と高昇派出所の警官によって連行された。鄒さんその後、労働教養処分2年を科され、本渓教養所に送られた。

 教養所で迫害を受けた鄒さんは血圧が30mmHgまで上がり、金山病院に搬送された。鄒さんは医者に「脳出血になる可能性が高い」と診断され、教養所側に4000元を押収され、仮釈放されたという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/22/423662.html)
 
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