中共を排除することが目的ではなく、より多くの人を救うことが目的である
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文/カナダの大法弟子  

 【明慧日本2021年5月6日】この間、『北米での巡回説法』を何度か読み返しました。この説法の中で、師父は大法弟子に、なぜ大法弟子は三つのことをよくしなければならないか、大法弟子として三種類の由来、そして「法を正す時期の大法弟子」[1]の内包の意味も説かれました。師父は、法を正す時期について、そして社会民主主義の本質、中国がなぜ世界の中心にある国なのか、などを説明してくださいました。

 大法を学ぶことで、皆さんが関心を持っている現在の問題を簡単にお伝えしたいと思います。

 大法弟子の最終の責任と目標は、人を救うことです、特に中国本土の「貴い中国人」を救うことだと悟りました。トランプ氏がアメリカ大統領に再選された場合、中国共産党(以下、中共)を破壊することが最良の結果となります。中共がなくなれば、人を救うための良い社会環境を作ることはできますが、中共が崩壊することと、より多くの人を救うことはやはり違います。中共をなくすことが目的ではないことは理解していますが、より多くの人を救うことが私たちの責任であり、使命です。

 確かに、今回のアメリカの選挙の結果で、私の固有の考えの多くが変わりました。かつて私は、現代社会には民主主義が欠かせないと考えていました。しかし、今回の選挙で、民主主義は道徳を基盤としなければ、砂上の楼閣に過ぎないことを痛感しました。

 また、法の教えによれば、修煉者の時間と空間に対する理解は、常人とは異なることがわかっています。時間は相対的なものであり、一定の時間は一定の空間に対応している(実際、これは現代科学で確認されている)。大法弟子が人間世界の時間にこだわるのは、別の空間の存在を疑っているのではないでしょうか? これでは、大法の法理が少し不明瞭ではないでしょうか?

 個人的な理解ですが、適当でない所があれば、ご指摘ください。合掌

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『北米での巡回説法』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/16/422095.html)
 
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