真相電話を掛けるなかで向上する
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文/海外の大法弟子

 【明慧日本2021年5月8日】この2日間で、私は二本の特別な真実の電話をかけました。

 初めの一本は若い男性との通話で、彼の口からは党と国家を混沌したばかげた発言でいっぱいでした。彼が延々と話していたので、私は彼よりも声を大きくし、どんどん高くなりました。彼の声を抑えて彼に聞かせたかったのですが、パソコンが突然真っ暗になり、混乱しました。これは私への警告だと分かりました。他人が話しを受け入れるか否かさえ考えていません。私の闘争心が強すぎました。

 もう一本の電話はその翌日で、これも若い男性が電話に出ました。私が冒頭の挨拶を終えて、彼に三退を進めようとしたところ、いきなり彼は暴言を吐き、三代に渡って私を罵倒するほどでしたが、この時自分は全く動じませんでした。私は彼に「怒らないで、私の話を聞いてください」と言いました。その後私は「蔵字石」「生体臓器狩り」「中共の邪悪な歴史」について冷静に語り続けました。彼が電話を切らず、静かに聞いてくれるのを見て、驚きましたが私は嬉しく思いました。最後に、彼に党を退くかどうか尋ねました。彼は快く「退きます」と言いました。まさに彼の考えは180度変わりました。そして、私たちはよく交流しました。彼は、1989年6月4日に天安門広場で起きたことを目の当たりにして、中共が大嫌いになったと言っていました。どうしてさっきあれほど罵ったのかと聞いたら、彼は私が中共の話をしているのを聞いて腹が立ったと言っていました。あまりにも劇的でした。幸い、自分が冷静に話しかけたので、そうでなければ縁のある人を見逃していたかもしれません。最後には「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を唱えることも受け入れてくれました。

 以前は、このような罵声を浴びせる電話に出くわすたびにヒヤヒヤしていましたし、どうやって電話していいのかわからなくなり、どうすることもできなかったのです。師父は「仕事のときの口調、善の心、それに加えて、道理で人の心を変えることはできても、命令では永遠にできないのです」[1]と説かれました。自分の認識を他人に押し付け、強い自我心の下では、口調がコントロールしにくく、その結果は容易に想像できます。逆に、穏やかな口調で思いやりを持って話すことで、人の心を動かし、救いに導くことができます。

 電話をかけ、人を救うというプロジェクトに溶け込み、そこから自分を修める機会を与えてくださった師父に感謝します。ありがとうございます。 これからも粘り強く、しっかりと法を学び、自分を修め、最後の時間にもっと電話をかけ、心を込めて真実を語り、より多くの衆生を救っていきたいと思います。

 もし法に沿わないところがあれば、同修に慈悲なるご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志师父の著作:『精進要旨』「はっきりと目覚めよ」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/14/423352.html)
 
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