法輪大法デーを祝い、ギリシャの学習者が迫害の実態を伝える
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 【明慧日本2021年5月24日】ギリシャの法輪功学習者(以下、学習者)は5月15日、最も有名な観光スポットであるアクロポリス(アテネ)の近くで、5月13日の「世界法輪大法デー」と法輪功の創始者・李先生の70歳の誕生日を祝った。

图1: 二零二一年五月十五日,希腊法轮功学员在雅典卫城庆祝世界法轮大法日。图为学员展示<span class='voca' kid='86'><span class='voca' kid='86'>功法</span></span>表演。

5月15日、ギリシャの学習者がアクロポリスで功法を実演

 アテネでは、中国共産党(以下、中共)ウイルスの感染対策としてロックダウンを繰り返してきたが、ついに解除され、各国からの観光客を迎えるために扉が開かれた。アテネの中心部に位置するアクロポリスは、西洋文明発祥の地であり、歩行者や観光客で溢れている。学習者が煉功する穏やかな光景は、人々の注目を集め、足を止めて法輪功迫害の真実の実態を説明するパネル資料やチラシを読んだり、学習者と話したり、写真を撮ったりする人もいた。

图2:法轮功学员的活动吸引了民众的目光

学習者の活動に多くの人が集まる

图3~5 民众听法轮功学员讲述<span class='voca' kid='62'><span class='voca' kid='62'>真相</span></span>

学習者が語る真実に人々は耳を傾ける

 24歳のギリシャ人ディミトリスさんは、通りがかりにビラを受け取り、仲間と一緒に学習者に近づいて尋ねた。彼らは、法輪功とは何かを知り、中国では学習者が迫害され、更に生きたまま臓器を摘出されているという事実を知って衝撃を受けた。彼らは経済学を学び、中共が世界中の投資先から利益を得る手段が非常に悪辣だとは知っていたが、中国でこのような残酷な迫害が存在していることは知らなかった、それは全く狂っていると感じた。彼らは、主流メディアでは報道されていない多くの真実を学習者が教えてくれたことに感謝した。

图6: Dimitris(右)与同伴手持带有”真善忍”书签的小莲花

 「真・善・忍」 のしおりが付いた蓮の花を持つディミトリスさん(右)と友達

 ディミトリスさんの友達のコンスタンティノスさんは中国文化に興味があり、中国語を3年間勉強している。彼は横断幕に書かれた「法輪大法は素晴らしい」という文字は知っているが、その意味をよく理解していなかった。なぜそれが大法と呼ばれるのか? 修煉は陰陽ではないか? などの疑問を持っていた。学習者は彼らに法輪の図形を見せた。コンスタンティノスさんは太極拳のマークを知っており、卍(万字符)はインド由来ではないかなどの質問をした。学習者は自分の理解でそれに答え、「陰陽太極は道教の修行に属し、一方、卍は仏教の修行を表しています。法輪は一定の規則に従って常に回転している宇宙の縮図なのです。仏教と道教の両方の修行が含まれているため、大法と呼ばれています」などと説明した。

 「大法は良いものであり、皆さんは平和的であるのに、なぜ中国では迫害されているのですか?」と彼は再度質問した。学習者は、「共産党は神を信じておらず、法輪功は中共の原則とは正反対の真、善、忍を信じているため、共産党はコントロールできないと考え、排除しようとし、嘘をついて中国国民を騙し、そうやって迫害を維持しているのです」と説明した。話を聞いた彼は、中国語で「どんな言葉を使っていいかわからない、それ(中共のこと)はとてもひどい」と言った。 彼は中国にいる学習者に同情し、彼らの幸運を祈った。

 あるギリシャの女性が学習者と話をして、中国での学習者への残酷な迫害や、生きたまま臓器を摘出されていることを知り、とても悲しんでいたが、法輪功の煉功にとても興味を持ち、練功する時間や場所などを聞いてきた。最後に「真・善・忍」と書かれたしおり付きの蓮の花と一緒に、写真を撮って帰って行った。

图7:希腊女士手持带有“真善忍”书签的小莲花

「真・善・忍 」と書かれた蓮の花のしおりを持つギリシャ人女性

 通行人の喧騒や近くで売り子の出す音楽の中で、煉功を行う学習者達はとても落ち着いていた。ある男性が立ち止まってしばらく見ていたが、煉功している学習者達を指差して「彼らはとても穏やかな表情をしている」と感心していた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/18/425851.html)
 
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