明慧法会|会社を作り正常に取引し顧客が次々とやって来る
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年6月6日】

 尊敬する師父、こんにちは!

 同修の皆さん、こんにちは!

 私は1998年に法輪大法の修煉を始めました。修煉を始めた後、すべての世界観がみな変わり、生命の意義がわかり、体は無病で全身が軽くなり、以前の不眠の症状はすべて消失し、こんなによく眠れたことはなく、歩くのもふわりと浮き漂うようでした。

 1999年「7.20」後、中国共産党(以下、中共)の迫害を受けて、私は住居を追われ、その後さらに何度も連行され、何年も不当に拘禁されました。何度もの迫害により私は経済的に貧しくなり、重い住宅ローンを抱えることになりました。

 エンジニアであることは欲張らず得をしない

 悪の巣(訳注:中共の刑務所)から出所後、私はある会社のエンジニアでした。仕事の中で私は修煉者の基準に基づいて自分を律し、欲張らず得を重くみませんでした。私がプロジェクトを担当した時、請負業者から商品券と現金が贈られましたが、すべて私は断るかあるいは事後に戻しました。ある請負業者は、分厚い一抱えの現金を私のポケットに詰め込み、私が断ると、とても悲しそうな顔をし、さらに私が現金が少ないのを嫌がっているのだと勘違いされてしまいました。私はその請負業者に「私は法輪大法を修煉しています、お金はいりません」と言った時、その請負業者は感動して泣きそうになり「現在のこの社会にまだこのような良い人たちがいるのを本当に知りませんでした」と言い、さらに喜んで三退しました。

 その頃私と接触した請負業者たちと建設作業員のほとんどがみな法輪功とはなにかを理解し、ほとんどみな「三退」し、およそ数百人が三退しました。

 会社で私はさらに施工数量調査と予算審査も担当し、数千万のお金が私の筆(訳注:私のサイン)から動きました。私はサインを終えた後、残りのサインは、他の人がみな現場の実際の施工数量を知らなかったので、ほとんど工程ベースでサインしました。ある請負業者は、私が精査しないのであれば私にかなりのリベートを与えることができる、と私と個人的に話し合いましたが、私はもちろん拒絶しました。審査の過程で、ある施工数量は相手がさらに倍の施工数量にすることもありましたが、みな私が削りました。

 私の職位は他の同僚から見て、いわゆる一つの「太っ腹な仕事」でした。ある時、ある同僚が私に「あなたが稼いだお金は、大型クレーンを買うのに十分ですか?」と聞きました。その意味は、そのポジションは多くの利益をもたらすのか、ということでした。しかし付き合いの中で、ゆっくりと、同僚たちは私の人となりを理解し、大法を修煉する人が欲張らず得をしないということを理解し、私は同僚とリーダーから信頼される人になりました。

 工事の中では、設計院(訳注:中国では設計院という組織が『建築設計資格』を有しており、設計院が作成した図面がなければ施工できない)が設計した図面が現場と異なることが多いため、いくつかの図面は変更が必要で、ある場所ではさらに改めて設計しなければなりませんでした。設計院が変更あるいは改めて設計し、組織審査、部門審査、裁判所審査などいくつかの過程を経なければならず、期間が長く、現場の施工はやはりすぐに解決されることを待っていました。リーダーは私と相談し、私に設計をさせてくれました。私はプロの設計者ではなかったので、プレッシャーを感じましたが、他に方法もなく、施工チームが待っているのを見ていることもできず、私は関係資料を参考にして設計しました。不思議なことに、この設計の過程で、方法がわからない問題に遭遇した時はいつでも、誰かが私と連絡を取ることができるプロのスタッフを見つけることができ、あるいは煉功の過程で、その問題をどのように解決すればよいかがすぐにわかり、順調に図面を設計し、さらに順調に施工しました。

 ある時、道路を挟んで40メートル近い遊歩道があり、その遊歩道の上に設備を搭載しなければなりませんでした。設計院の仕事が怠慢で、応力計算(訳注:構造物の設計に必要な応力(抵抗力)を求めるための計算)が不正確なために、図面通りに制作した橋梁は設置したとたんに崩壊し、まったく使用できませんでした。社長は私に改めて設計するように指定しました。図面を私が設計した後、施工チームが一気に組み立てを完了させました。リーダーと同僚たちはみな私の技術レベルの高さを感じました。実際私は「師父が私を助けてくださり、私の知恵を開いてくださり、私はそれではじめて行うことができた、そうでなければプロではない私には無理な話だった」ことを知っていました。

 正常に取引し顧客が次々とやって来る

 数年前、私は自分の会社を設立しました。会社を設立する前、私はまだずっと「現在の社会風紀では、プロジェクトの話をしたり、ビジネスをするのに、顧客に贈り物をしなければ、事業を交渉することは困難だ」という葛藤の中にあり、このことを私は深く理解していました。しかし、大法弟子として、このような不適切な取引は絶対に許されませんでした。そのため、会社を設立する条件は整っていましたが、ずっと遅れ、遅々として設立できませんでした。

 ある日『轉法輪』の第四講を読み、師父は「常人の中で修煉する人は、どれだけ大金持ちになっても、どれだけ地位の高い官職に就いても、個人経営で会社を興してどんな商売をするにしても、心を正しく保ち、公平かつ良心的に取引しさえすれば、何ら問題はありません。人類社会においてさまざまな職業があるのは当り前ですから、人間の心が歪むことこそが問題で、どの職業に就くかが問題なのではありません」と説かれました。「そうです、正々堂々と大法に基づいて正しく歩みさえすれば、自分が本来持つべきものならなくならず、自分のものではないものを求めず、自然に任せてしっかりと行えばよい」ということを私に悟らせてくださいました。このようにして、会社は順調に設立できました。

 会社を設立した後「仕事がない」という大きな難題に遭いました。設立したばかりの会社で、業績がなく、財務力も不十分であり、顧客はみな不信感を抱き、このようにして数カ月は仕事がない状態で、1件も契約を取り付けることができませんでした。同じ業界のある友人が私に「あなたには技術があるので、業績がなくても、業績を捏造すれば、捏造は顧客にはわからず、先方の購買スタッフと話し合う時は、直接購買スタッフと、どれだけのロイヤリティーを提供できるかを話せば、契約は成立します」と言いました。私ははっきりわかっており、多くの会社がみなこのように行っていました。しかし私は法輪大法の弟子であり、修めているのは真・善・忍であり、私は嘘を作ることもできないし、こねを使うわけにもいかず、裏口で不適切な取引をすることはできませんでした。

 仕事がない状態の期間、バイヤーからも「袖の下(訳注:わいろ)を払って契約すればいい」という明確なヒントもありました。ある注文は10万くらいから数十万で、私にとっては確かに大きな誘惑でしたが、私はこのように行うことはできず、会社を閉めても、このビジネスの道をしっかりと歩まなければなりませんでした。

 このようにして会社のさまざまな費用が絶えず支出され、持続することはほぼ不可能だと感じました。この時、ある顧客が私たちの製品に夢中になり、私たちの技術と品質に心を許し、さらに業績がないにもかかわらず安心していました。その顧客の会社の購買マネージャーもすべてを一気に引き受け、どの製品が必要かはその購買マネージャーが責任を負っておりすべてはその購買マネージャーにどれだけ手数料が支払われるかにかかっている、と私に合図しました。私が返事をしないのを見て「この件は保留にしておきましょう」と言い「検討してからまた話しましょう」と言いました。しかし何日経っても連絡は来ませんでした。

 私は「会社はどん詰まりの状態になっており、もはや会社を維持する準備ができない」と感じました。ちょうどこの時、突然私たちの製品に夢中になった会社の購買マネージャーからの電話を受け、契約書への署名を求めてきました。相手の会社に着いた後、相手は何も言わず、双方が順調に契約を結びました。私たちの製品に夢中になった会社の社長はとても暖かく私を招待し、私と一緒に仕事をすることで私に好意を持ってくれ、さらにその時に保証金を払ってくれました。このようにして、私は最初のビジネスを行いました。

 さらに不思議なことは、私がこの一歩を通過した後、顧客が次から次へとやって来て、さらにビジネスのやりとりの中で、リベートを払って取引するという問題に遭遇することはめったになく、みな正常な取引でした。多くの顧客がみな私の友人になりました。

 私は「私たちが法を実証し、師が法を正すことを手伝う中で旧勢力は多くの障害を設置し、さらに何度も経済面など各方面から迫害を行うが、私たちが真に固く法に則り、正念で迫害を排除する時、師父は私たちのために道をつけてくださり、なぜなら師父は私たちを主役として行わせていらっしゃるからだ。自分に取り除いていない人心があり、心性を向上させることができないために、多くのことが旧勢力によって制約された」ことを悟りました。

 多くの顧客がおり「私たち大法を修煉する人は着実に仕事をし、正直に、製品の品質に信頼性を置けば、顧客の友人に推薦してもらえる」と感じました。ある時、ある顧客に会い、その社長は地元ではその社長たちの業界の中で比較的影響力のある人で、私たちと商談した後、その社長は「私たちの話が着実で、技術も素晴らしい」と感じ、その時に電話をして何人もの社長を呼びました。そして私の目の前で何人もの社長に向けて、私の人となりと製品を信頼しており価格も合理的である、ということを話し、その場で私と契約を結び、保証金を払いました。その社長がこのように紹介するのを他の社長が聞いて、みな次々と私たちと契約してくれました。

 その後私たちはその社長の地元で再び次々と数十の契約を結びました。またある顧客は私たちの製品を使った後に費用対効果が高く、高品質であると感じ、さらに何度も私たちに顧客を紹介しました。このようなことに何度も遭遇し、ある時には私の予想を超えることがいつもありました。

 顧客と接触する中で、私たちは顧客に付き添って不適切な娯楽施設に出入りせず、社会の悪い習慣を排除しました。私たちは誠実で信頼でき、顧客と納期を設定した後は納期通りに商品を発送し、めったに遅れることはありませんでした。会社の営業担当者が顧客に製品説明を行う時、製品の材質や厚みと使用している素材および付属品の性能などを顧客にわかりやすく説明し、いんちきをして人をだましませんでした。顧客はみな私たちが良いと思い、私たちの製品を注文するのは安心だと感じたので、多くの顧客がみな私たちと契約したがりました。私たちの得意先のビジネスパートナーに対しては、私たちは迅速に支払いを行い、債務を負ったことはなく、多くの場合いつも顧客たちが尋ねるのを待たずにすでに支払いが行われたので、私たちのサプライヤー(訳注:仕入先)は喜んで私たちと契約し、私たちに対して費用対効果の高いパーツと優れたサービスを提供してくれました。

 現在(訳注:2018年)私たちの会社は着実に発展しており、一般的に景気が悪い今の状況で、ビジネスは順調に推移しています。私自身には比較的良い収入があり、生活上の困難を解決し、さらに重要なことは三つのことを行うための財源があることでした。私は「私たちがもっとよく行い、人心の一部を取り除きさえすれば、師父は私たちに山ほど与えてくださる」ということを悟りました。大法の中で修煉し、私たちが向上できるようにするために、師父は心血を絞ってくださいました。流れに逆らって上って行く一歩一歩はみな師父が苦心を払ってくださったのでした。

 私も「自分にはまだ修めて取り除いていない多くの人心があり、また何度も転び、師父は何度も私のために請け負い、悟らせてくださり私が今日(訳注:2018年11月)まで歩むのを見守ってくださった」ことを深く知りました。弟子はただ心を勇猛にして修業に励み、師父が法を正すことのお手伝いをし、人を救うことにできるだけ多くの時間を費やし、師父が法を正すことのお手伝いをするこれからの道をしっかりと歩みます。

 合掌

 (明慧ネット第15回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/11/9/376571.html)
 
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