師父の要求を思い出し、正念を強化する
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文/山西の大法弟子

 【明慧日本2021年6月20日】私は53歳で、2012年から法輪大法を修煉しています。私は中学しか卒業していませんが、法を学び、信仰を深めることをやめませんでした。私は2015年に、法輪大法への迫害を開始した中国共産党(以下、中共)の元指導者である江沢民を訴えたことで連行されました。しかし師父の御加護のおかげもあり、数時間後には釈放されました。

 最近、明慧に掲載された「法を正すことが終わる時期に対する考えと予言」という記事を読んで、とてもがっかりしました。筆者は子供修煉者の予言をいくつか挙げており、そこに「法を正すことは8年後まで終わらない」とあったのです。また、ある修煉者が昨年6月に「中共はあと3年続く」と予言したときも、私は憤慨しました。私にとっては3年でも長すぎ、まして8年はありえないことでした。

 しかし、その修煉者が天目で見たものは究極の真実ではないかもしれず、私たちは法に従うべきだと考えました。私は自分を整え、正念を強化することにしました。

 2019年末以降、私は他の修煉者との接触がほとんどありません。その頃、私の周りの同修が次々と嫌がらせを受け、連行され、刑の宣告を受けました。私と親しかった5人の修煉者は皆、法を正すことが終わるのを家で待つことにしました。迫害の真相を伝えようと外に一歩踏みだそうとしているのは、私だけになりました。私はあえて多くのことはせず、1日に1人だけ、中共とその関連組織から脱退するように勧め、その後はすぐ家に帰るという目標を立てました。

 私は明慧ネットの記事を毎日読んで、自分を導いてきました。今では少しずつ、直接人と会って迫害の真相を伝えることができるようになりました。

 以前は、修煉者の働きかけで中共の組織から1日平均10万人が脱退していました。しかし、今はその数が少なくなっています。これは、迫害の真相を伝える修煉者の数が少なくなっていることを示しています。

 私の周りでは、表に出てこない同修の多くが、実は1999年7月以前から修煉を始めています。中には、何度も『轉法輪』を暗記した人もいます。彼らが出てこなくなった理由は、ネガティブな思考と恐怖への執着によるものだと最近になって気づきました。

 師父は、私たちに直接人と会って迫害の真相を伝えることを求めておられます。師父はまた、多くの正しい神々が私たちを見守り、保護してくださっていると仰いました。旧勢力は、これに逆らう勇気がありません。私は毎日、迫害の真相を伝えることを考えています。何かしたいという気持ちもあるのです。しかし、同修を説得することができません。私自身の経験を話しても、やはりうまくいかないのです。

 2020年のアメリカの大統領選挙で、最初の頃、私は心が動じました。明慧ネットで関連記事を読んだ後、私は考えを整え、三つのことをしっかりと続けていけばよいと思いました。しかし、今回の予言の記事を読んで、また心が動じました。私は2日間外出せず、迫害の真相を伝えることもありませんでした。今回私がこの記事を書いた目的は、同修に私の状態を理解してもらい、前に進むための助けになればと思ったからです。私は、師父に最後までついていきたいと心から思っています。一方でこれからの8年間、自分が十分にやっていけるのかという不安もあります。

 昨年のいわゆる「ゼロ行動」(政府のブラックリストに載っているすべての学習者に法輪功への信仰を放棄させることを目的とした総力戦)の際、地元の警官が私と話しに来たとき、警官が「カルト」という言葉を使いました。私は怒りを覚え、大法が「カルト」ではないことを説明しましたが、私の負けず嫌いな性格が災いし、相手の考えを変えることができず、救うことができませんでした。私にはまだ慈悲心が足りないのです。もし、今日で法を正すことが終わってしまったら、私は圓満成就できません。

 私は人と話すとき、中共の組織から脱退することの重要性や、大法と迫害の真相をはっきりと伝えることができます。「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱えれば、安全に過ごせるとはっきり伝えています。しかし、中共が中共ウイルスにうまく対処していると思っている人たちと向き合うと、より困難となります。私はもっと法を学び、もっと煉功し、もっと正念を発しなければなりません。そうすることで自分自身を向上させ、様々な人々と直接会って迫害の真相を伝える際、より多くの智慧を引き出すことができます。

 私は修煉を始めたのが遅く、しっかりと法を学んでいるわけではなく、考えが変わることもあります。同修の慈悲なるご指摘をお願いします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/4/421574.html)
 
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