湖南省澧県70歳の譚恢棟さん、4年の不法実刑判決、迫害で亡くなった
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年9月11日】湖南省澧県夢溪鎮の法輪功学習者(以下、学習者)の譚恢棟さんは、不当に懲役3年6カ月の実刑判決を下された。2016年、湖南省網嶺刑務所に入れられ「転向」を拒否したため、長期にわたり罵倒、強打、足の固定などの拷問を受けた。2018年刑期の終了時に既に話が出来ず、排尿障害で立つことも、座ることもできず、息をするのがやっとだった。

 その当時、澧県政治法律委員会副書記の熊文華氏は「『転向』するまでは、澧県に連れて帰れない」と言った。不当に拘禁され、途中で刑期を半年間延長された後、網嶺刑務所の警官は、譚さんが刑務所で死ぬことを恐れ、何度も催促をしたが2019年11月、やっと譚さんが地元に戻れるようにした。

 譚さんは家に帰った時、話が出来ずその原因が分からなかったが、家族は彼の舌が萎縮し、後頭部に針の穴があるのを見つけた。譚さんは2020年10月上旬に亡くなった。享年76歳。

 譚さんは2013年人々に真相資料を配布した時、県公安局の局長に見つけられ連行された。その後、県裁判所の裁判官劉愛民に不当に懲役3年6カ月の実刑判決を下された。しかし、持病があるため保証人を立てて一時出所し、入院した。

 2016年、司法官の劉愛民は譚さんを常徳市病院に連れて行き、健康診断を受けさせ、その後、湖南省攸県網嶺刑務所に拘禁し迫害した。譚さんが真・善・忍に対する信仰を諦めないため、毎日16時間座らせたり、立たせたり、足を固定したり、それにより多くの病気に苦しめられた。

 2018年6月、学習者の廖志軍さんは、再び網嶺刑務所教育転向監獄区に連行された。警官の李剛、劉鉄鋼が、わざわざ廖さんを西日が照りつける刑務所102番の部屋に入れた。譚平平さんは「刑務所101、102番の部屋は、西日が照りつけて室温が高すぎて、とても住めないので、なんとかしなければいけません」と教育転向担当の副刑務所所長の李朝鵬に報告した。李剛は「最も頑固で言うことを聞かない法輪功メンバーを、室温が5度高くなるところに入れよう」と言った。彼らが審査した結果、70数歳の譚恢棟さんと40歳代の廖志軍さんをこの2つの部屋それぞれに閉じ込めた。

 湖南省株洲攸県の網嶺刑務所は、不当に湖南省の男性学習者を拘禁している、2017年10月、専門的に法輪功学習者を迫害する「転向監獄区」を設置した。高度警戒刑務所に所属し(第10監獄区)、罰として立たせる、眠らせない、股裂き、平手打ち、長時間手錠をかけるなどのあらゆる方法で学習者を拷問している。

 網嶺刑務所全体はブラック工場の1つで、収容されている人々を奴隷のように酷使している。武漢肺炎の疫病発生の間、品質の悪いマスク、防護服、手術服などを狂ったように急いで製造し、国外へ輸出する。また商品の包装はすべて英語で、国外メーカーだと偽っている。当日の任務を遂行できない囚人、学習者は「夜間の教育」という名の下で、夜に生活地区で電棒で電撃されたり、各種の体罰を受けた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/13/428103.html)
 
関連文章