拘置所の警官 「私は法輪功学習者を最も尊敬している」
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 【明慧日本2021年11月24日】過去20年間の法輪功学習者のたゆまぬ努力のおかげで、多くの中国人は、中国共産党(以下、中共)の法輪功への迫害には法的根拠がないことを理解し、警官や、村の役人も彼らの異なる方法で法輪功の学習者を保護しています。以下、いくつかの例を紹介します。

 一、あなた方(法輪功学習者)を最も尊敬している

 8年前、私と同修は法輪功を誹謗中傷する横断幕を撤去した後に連行され、拘置所に収容されていました。

 私は何度も取り調べを受けました。ある時、取り調べの途中、若い警官が突然入ってきました。彼は同僚の警官にうなずいた後、私に微笑みかけました。初めて見る警官だったので、少し驚きました。しかし、この警官のおかげで、部屋の雰囲気は明るくなりました。

 その若い警官は、部屋にいる他の警官たちに、「インターネット封鎖を突破し、海外の情報を読むことはありますか?」と尋ねました。

 1人の警官は「もちろんです。それが私の仕事です」と答えました。

 しかし、若い警官が「どのソフトを使っているのですか?」と聞いても、その警官は答えませんでした。

 若い警官は私を見て言いました。「ネット封鎖を突破するソフトをどうやって見つけるか知っていますか?」

 私は、法輪功学習者が開発したソフトのことだと分かりました。私は「それはとても簡単に手に入ります。インターネットでどこでも手に入ります」と答えました。

 若い警官は「なるほど」と言い、警官の表情は少し興奮していました。

 そして突然「私はあなたたち法輪功学習者を最も尊敬しています!」と若い警官は心の底から言いました。

 私はその時の気持ちを表すのは難しく、それまで緊迫した状況の中に、突然1人のかわいくて尊敬するに値する警官が入って来たのです。

 8年になりますが、いつも私はこの事を思い出す度に感無量で、拘置所の警官の最も尊敬する人はなんと大法弟子だったのです。

 二、警官は30分で修煉者を釈放

 2021年8月、湖南省淮化市で4人の学習者が法輪功の資料を配っていたところ、中共による虚言を信じている青年が警官に通報しました。

 警官が来ると、彼らを連行して派出所に連れて行き、30分後に釈放しました。

 三、治安主任は「まだ大法を勉強している人たちは、サインする必要がない」と言った

 今年の春、中共による法輪功学習者への迫害についての実話がありました。

 ある日、私の故郷の田舎で、60代の女性の同修がベッドに座って法を学んでいました。治安主任がやってきて、隣人たちに(1999年7月20日の迫害後に大法を放棄した人)「法輪功放棄保証書」にサインしてくれるように頼んでいました。隣人の家との間には一本の狭い道しかなく窓は全開だったので、騒ぎは全て聞こえてきます。

 すると、ある男が「もう1人いる」と言うのが聞こえました。治安主任は「まだ、大法を勉強している人たちはサインする必要はない」と大きな声で言いました。この同修は恐れることなく法を学んでいましたので治安主任などは今日まで彼女を探しに来なかったのです。

 この60代の同修は大法を学んでから、真・善・忍の要求を厳守し、夫と喧嘩することはなくなり、師父の『転法輪』の「殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さない」という原則に基づいて行動していました。20年以上、一度も注射したことがなく、薬を飲んだこともありません。この20年間、師父と大法を信じて、三つのことを続けてきたからこそ、今日まで歩むことができたのです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/9/15/430776.html)
 
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