【慶祝513】人生は短くて貴重で、すべてが「今」のため
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 文/ベトナムの大法弟子

 【明慧日本2022年6月17日】私も妻も大法弟子で、今年4歳になった娘がいます。法輪功を修める前と、法輪功を修めた後の体験談を紹介します。

 私は成功した水産技術者であり、ビジネスパートナーと一緒に会社を作りました。しかし、私はそれでも満足できず、どうすればもっと儲かるかを常に考えていました。名声と利益こそが人生の目的だと信じていました。他人のことを気にしたり、考えたりすることはほとんどなかったのですが、虚しさや寂しさを感じることはよくありました。

 2年前、私は酒を飲んでタバコを大量に吸っていました。当時、喫煙歴が10年近くあり、タバコの本数も増え、1日に3箱吸うこともありました。胸のつかえ、胸の痛み、息切れ、副鼻腔炎や背中の痛みに悩まされることがよくありました。

 2019年初め、飲酒運転による交通事故に遭い、脾臓の挫傷、胸水、内出血、肋骨の骨折を負いました。入院したのですが、血中アルコール濃度が高かったため、すぐに手術をすることができませんでした。医師からは、一刻も早く手術をしないと命が危ないと言われていましたが、半月余りで回復し、手術をせずに退院することができました。

 交通事故に遭ったその時は、まだ法輪功の修煉をしていませんでしたが、法輪功迫害の実態の資料を読み、中国共産党が法輪功を中傷するために天安門焼身自殺事件を起こしたことを知っていました。師父は、その時すでに私を守ってくださっていたのです。また、ウェブサイトで『轉法輪』も読んでいましたが、観念や執着心があって読み終えることができていませんでした。

 退院した後が一番大変な時期でした。事業の終着点を迎え、一文無しでした。 妻はまだ若く、娘はまだ2歳で、私は彼らの唯一の大黒柱でした。貧困、借金、八方塞がりのストレス、体調不良に包まれ、人生の希望が見えないように思えました。そんな時、圧力と困難に直面した私は法輪功の書籍を読むようになりました。今回は違いました!  読めば読むほど面白く、朝から昼にかけて、涙を流しながらますます信じるようになっていきました。毎日、毎日、読み続けました。 読めば読むほど法理に溶け込み、人生の真の意義が見えてきました。

 喫煙に関して、それまでの10年間は家族や友人、妻からも何度も説得されていましたが、娘が生まれても、それでもまだ、やめることができませんでした。しかし、『轉法輪』第七講を読んで、一瞬でタバコをやめることができたのです。テーブルの上にはまだタバコが置いてありましたが一本も吸うことはなく、その直後にはアルコールも完全に断ち切ることができたのでした。

 ようやく人間としての本当の目的を見つけた私は、人生は短く貴重なものであることを意識することができたのですが、それはすべて法輪功を修めるためだったのです。それからは、ネットの説明に従って法輪功の五式の功法を煉り、修煉に励みました。すると、奇跡的に今までの病気が気づかないうちに消えていたのです。それと長い間タバコを吸っていたので、唇がくすんでいたのですが、健康的でツヤのある唇になりました。また他人のことを第一に考え、どんな時でも相手のことを考えることができるようになりました。これは、修煉を始める前はなかなかできなかったことです。

 私は法輪功の修煉によって、心身ともに完全に生まれ変わりました。「真・善・忍」の教えに則って考え、行動するように心がけています。 倒産したとき、30億ドン(ベトナムの通貨、約1700万円)を超える借金を抱えていました。これは私にとっては大きな借金です。今の社会情勢では、借金を避けるために、逃げ出そうとするのが普通です。しかし、修煉を始めてからは、債権者から、いつでも連絡できるように私は電話番号を変えていません。債権者からの電話には、自分の状況を正直に話し、借金返済のために時間を与えてくれるようにお願いしました。幸いなことに、ほとんどの人が同意してくれました。どうしようもないと思っていたことが好転したのです。

 修煉を始めてから約半年後、妻も修煉し始めました。妻は熱心に学法と座禅をしており、いつの間にか、うっ血性心疾患と胃腸炎がなくなりました。医者によると、これらの病気は治すのがとても難しいと言いました。

 今では私たち夫婦はそれまでの仕事をやめて、餃子や飲料の商売をやっています。以前は妻が市場に行ったときは、品質の良いものを慎重に選んでいましたが、今ではもうそんなことはしません。良いものばかりを選んでしまうと、残ったものが売れにくくなることが分かったからです。買うときに選ばないようにしています。また、妻はいつも貧しい売り手の世話をしています。

 私たち夫婦は、化学物質や着色料を使用したものではなく、自然食品を使い、オーガニックの飲み物だけを販売しています。また餃子を作るときは、漂白剤やベーキングパウダーなどに使用されている添加物に注意するなど、品質向上にも努めています。

 2021年7月頃、地元でコロナが発生し、多くの地域が隔離され、食料の購入に出かけられなくなりました。厳しい時期に、商売人は販売価格を引き上げたり、余分な料金を追加したりして、客の請求書に転嫁する傾向があります。しかし、私たちはそれをしませんでした。何度も料理を注文してくれる客が、「困ったときにこそ、誰がいい人で、誰が悪い人なのかが分かった」と妻に言いました。

 妻と一緒に修煉していますので、娘も法輪功に守られています。幼い頃から病気知らずで行儀が良く素直で、友達や小動物にも優しく対応します。相手からお金をもらったら、相手が損失を受けることを、娘は心配しますので、人からお金やプレゼントを勝手に受け取るようなことはしないのです。娘も、両親の店番を手伝うことを心得ており、母親が忙しい時には電話応対を手伝ってくれます。私たちは娘が小さいころからスマートフォンを使わせていません。また娘の食事中や眠る前になだめるためにスマートフォンを使ったりもしません。娘が少し気になったとしても、自分で見ることはありません。

 私たちは法輪功から多くの恩恵を受けていますので、法輪功の素晴らしさを皆に伝えることに何のためらいもありません。法輪功が中共に迫害されている事実を躊躇することなく皆に伝えています。

 今ここで法を得るために私は転生してきました。家族が受けた恩恵は、私が法輪功迫害の事実を読んで、理解したときから始まったのです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/5/20/442907.html)
 
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