大法師父に守られ、1万ボルトの電気ショックから助かった
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年7月27日】私は1999年に法を得た大法弟子です。2020年10月28日の朝、同僚と一緒に店舗広告の看板を撤去するため工事現場に行きました。現場は歩道が防護板で仕切られており、舗装の上で左官が作業をしていました。2店舗の連結部の真ん中に変圧器が設置されて、変圧器を支えるコンクリート柱が孤立していたのですが、作業現場に入る際、見上げないと変圧器が見えないため、2人とも変圧器に気づかず、予防策は講じていませんでした。(これは、作業への怠慢であり、不注意によるものです)

 作業には鉄パイプを積み上げた足場を使い、3段重ねて5メートルほどの高さにしました。滑車がなく、2人が素手で持ち上げることができないため、押したり引いたりしながら移動しなければならず、しかも地面は塩分を含んだ砂地でした。

 移動中に、足場の柱の1本が入り口で1万ボルトの変圧器に接触してしまいました。同僚はその瞬間に手を放したのですが、私は両手で足場につかまろうとしており、押し出す力を維持したまま身体中が爆発し、まるで全身の細胞が高速で振動しているようで、自分がひとまわり大きくなったような感覚がしました。

 自分が感電したのだとわかりました。「師父、助けてください! 法輪大法は素晴らしい!」と急いで心の中で叫びました。その後、足場の真ん中に倒れ、右足が足場から離れていきました。地面に倒れた時はまだ意識がはっきりしていたのですが、次第に意識を失っていきました。

 痛がる私を見た同僚は、私が足場にぶつかったのだと思って引っ張ろうとしました。しかし、私が感電したと察知した同僚は急いで離れ、直ぐに店内のコンセントを抜きに行きました。しかし、同僚が振り返ってみても私がまだ感電していたので、やっと高電圧に感電したのだと気づいたのです。私は地面に倒れこむように落ち、足場が高圧線の端から外れるまでの全過程は、数十秒の出来事でした。

 停電後、同僚が私を足場から引きずり出すと「法輪大法は素晴らしい!」と叫びました。周りに人が増え、私は次第に意識が戻り始めました。そしてある老人が叫ぶのが聞こえました。「上司は誰ですか? どうしてすぐに病院に連れて行かないのですか!」

 意識が戻ると、はっきりしてきました。手も動くし、足を伸ばすこともできました。私は、周りにいた人たちに「私は元気です。私は法輪功の学習者だから、師父に守られています。大丈夫です」と言いました。あの老人は孫を連れて100メートルほど先を歩き出していましたが、また戻ってきて、「上司は誰ですか? やはり病院に連れて行かないと駄目だよ。私は以前、高電圧の電気ショックで焼け焦げた人を、二回ほど見たことがあるが、誰も生き残らなかった」と言いましたが、老人は去りながら「法輪功は本当に効くんだ…」とつぶやきました。

 私はゆっくりと地面から立ち上がり、身体に付いた砂を払い落し、防護板で隔離された場所から出て道路脇の木に持たれかかりながら立ちました。すると、道の向かいの親切な店主が椅子を持ってきて、私を座らせてくれました。私は店主に「私は、幸いなことに大法の修煉者です。さもなければ、私は今生きてはいなかったでしょう」と話すと、彼は手を合わせて、「法輪大法は素晴らしい、法輪大法は素晴らしい」と声を出して言いました。隣の店の女性オーナーが、砂の上に落ちていた私の帽子を拾って傍にやって来て、「変圧器の火花が散るのを見て、あなたが無事だとは思ってはいませんでした」と言いました。回りに来た人たちは皆、大法の不思議と素晴らしさを目の当たりにしており、皆が「法輪功は本当に凄いです!」と言いました。

 その後、工事を担当したリフォーム会社の担当者が来て、経過を聞き私を病院に行かせようとしました。私は自分が法輪功を修煉していることと、腰が少し痛むだけで大丈夫であることを告げました。しかし、担当者は、私の足から出血しているのを見て、右足の前の両側が電撃を受け、革靴もいくつもの穴が開いていることに気づきました。担当者から「病院に行き検査しましょう」と言われたのですが、私はお礼を言って丁重に断りました。

 私は三輪車を走らせ、借りた足場を返しに行きました。店のオーナーは早く返しに来たことに驚き、私たちの話を聞いてレンタル料を無料にしようとしましたが、もちろん、レンタル料を受け取って貰いました。そして私は、「さらに重要なことは、大法が良いことを知って欲しいのです」と言いました。オーナーは何度も「大法は凄いです!」と言いました。

 三輪車で10キロほど揺られながら帰宅し、同僚の手を借りずに2階に上がりました。その時は足が焼けていたため、焦げ臭いだけで痛みは感じなかったので、シャワーを浴びました。休もうとする前に、担当の若者から電話があり、どうしても家に行って見たいというのです。出稼ぎであり地元でないということで、会社の上司の意向もあり、後で問題が起きると怖いと言うことでした。

 会社の上司に傷部位の写真を撮って送った後、電話で上司は、「どうしても病院に行って治療をしてほしいです。感電後の傷は通常の火傷とは異なり、内側から火傷を負っているので、治りにくく、無菌治療に行かないと感染して危険です」と言いました。上司は私の信念を尊重しつつも、後で家族に責任を問われることを心配し、子供たちに誓約書にサインするように求めてきました。私は「家族はみんな出稼ぎに行っています。自分は真・善・忍を修める者ですから、脅迫するようなことはしません」と話しました。私の誠意が伝わりその場をしのぎました。

 担当の若者が、WeChatを通じて私に送金しました。私は、「お金を受け取らないので、送金する必要はありません。今日、私たち2人はとても幸運でした。私が大法を修めており、大法師父に守られたおかげで、大きな災難から救われました。さもなければ、考えられないような結果になっていたでしょう。法輪大法に感謝しています」と彼に言いました。担当の若者は何度も頷き、何度もお礼を言って帰っていきました。

 昼食をとり、友人や家族を見送った後、午後4時に就寝しました。6時の夕食に、娘が私を呼びにきましたが、私はベッドの端に座っていましたが立ち上がれませんでした。大量の汗をかきながら倒れ、脱水症状を起こしていたのでした。その後、妻と娘は大声で大法師父に救ってくださるように懇願し、私は数分後に目を覚ましました。

 私のうわさが広まり、友人や親戚が毎日のように私のところを訪ねて来ました。医者の友人は、「感染症は命にかかわる」、「足が不自由になるかもしれない」など、傷の深刻な状態を話しました。そのため、親戚の皆は心配し、さらに不安になりました。私は辛抱強くみんなに話しました。「自分は長年修煉してきたので、よく分かっています。大法の信用を落とすようなことはしません。命をもてあそぶこともないのです。みなさん考えてみてください。大法を修煉したことで、1万ボルトの感電にも死なずに耐えられたのに、どうして傷口が感染して問題が発生するでしょうか? 以前、医療行為なしで私の病気が治ったことを忘れていませんか? 佛法は超常的な科学です。すぐに治りますから、良い知らせを待ってください!」

 実は、一番痛かったのは足ではなく、腰だったということを、みんなは知りませんでした。腰に力が入らないと、動けない、座ることも立ち上がることもできないのです。ベッドに横になっても全く動けないという状態でした。痛むときは、体を捻るようにしたり、体重85kgの私がベッドの上で跳ね返ったりしました。しかし、どんな姿勢やどんな動きをしてみても激痛が走りました。すべての行いは、私が願う師父の加持によって行われます。師父は常に私のそばにいらっしゃることを知っています。修煉者には病気はなく、業の軽減のみあることを確信しています。

 そのため、自分を患者と思うことなく、家族に介護してもらう気もありませんでした。感電した日から毎日煉功を続け、煉功が終わると毎回、服は濡れて絞れるほどの汗が出ました。不思議なのは、煉功がとても快適だったことです。特に「輪を抱く」動作を煉るとき、腰がとても気持ちがよく、師父が身体を整えてくださっていたのです。感謝の気持ちでいっぱいになりました。これを1週間続けたところ、腰は元通りに回復しました。足の傷は、深刻に考えず、入浴し普通に歩き、靴を履く時、傷口に当たらないようにするため、ガーゼを巻いて薬も使わず、1カ月後にはすっかり治りました。

 本当に大法を修煉している人なら、誰もが自分が体験したことを、本にすることができることでしょう。法輪大法は佛法修煉であり、奇跡的で超常的な一面が現れることがあるのです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/8/445936.html)
 
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