文/中国の大法弟子
【明慧日本2022年9月10日】仕事や生活面のストレス、不健康な食品の摂取などの原因で、近年不妊率が上昇しています。不妊症の女性は赤ちゃんを授かりたいと望んでいますが、現代医学の方法を尽くし、大金を費やしても、その願いを叶えられない人がいることは、人生の大きな悔いとなっています。
一部の不妊症に悩まされている女性は、法輪大法の修煉、あるいは「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字を唱えることで、念願どおり幸せな母になった女性がいます。
(前文に続く)
三、18年間治療中の不妊症患者 大法を修煉し6カ月で妊娠
法輪功学習者で、アメリカの高校の教師王琦君さん |
王琦君さんは中国からアメリカに移住した法輪功学習者であり、現在はアメリカの高校教師です。
王さんは結婚後、夫と共にアメリカに留学し、夫が博士課程に進学する頃になると、子供が欲しいと思うようになりました。しかし、18年間の不妊治療を受けましたが妊娠できませんでした。王さん夫婦は赤ちゃんの誕生のために、大変な苦労をしたそうです。
最初は漢方医に診てもらい、いろいろな漢方薬を試してみましたが、望む結果にはつながりませんでした。その後、病院で検査したところ、王さんの卵管の1本が詰まっているため、妊娠率が他の人の半分しかありませんでした。その一方で、夫の精子の数も少ないため、人工受精を勧められました。しかし、何度も試みましたが成功せず、王さん夫婦にとって大きな失望でした。
それからしばらくして、夫婦は体外受精に挑戦することを決意しました。20年以上も前のことですが、費用は1万ドル近くかかり、とても高価なものでした。その時、医師は「体外受精の成功率は非常に低いです」とはっきり告げられました。 体外受精のプロセスは、いくつかの段階に分かれており、実際には非常に複雑で時間がかかります。
新唐人テレビの「人生を語る」というトーク番組のインタビューを受けた時、王さんは次のように振り返りました。
「最初の段階は採卵期といい、女性は普通、1カ月に1個しか排卵できませんが、薬の作用で10個採卵すると医者に言われました。夫は訓練を受けてから、毎日私のお腹に排卵を促す注射をし、同時に毎日薬を飲まなければならず、体の調子が悪くなり、心理的なプレッシャーも大きかったのです。当時、私たちは僻地の大学街に住んでおり、その病院までは車で片道3時間もかかりましたが、何度も往復して検査と治療をしました。その時の気持ちはとても不安で、お金はもちろん、たくさんの時間を費やしたので、心から成功を望んでいました」
「1カ月後、私の体内から10個の採卵に成功し、ペトリ皿(別名シャーレ)の中に入れて受精したところ、6個しか受精できませんでした。第二段階は、この受精卵を私の卵巣に戻すことです。初めて3つ移植しますが、半身麻酔が必要な手術でした。手術後、妊娠したかのように毎日慎重で、速く歩いたり、重いものを持ったりすることを避けるようにして、ドキドキながら過ごしましたが、3週間経ったと頃、また生理が来ました」
「気分が回復してから、数カ月待って、残りの3つの受精卵を私の卵巣に移すことになりました。最後の最後の望みをかなえるために、また片道3時間以上、車を運転して病院に行きましたが、再び失敗しました。その時の私たちは疲れ切って、悲しみと絶望に陥りました」
王琦君さんと息子 |
王琦君さんの息子の博恩君 |
それから数年が経ち、王さんは偶然にも『轉法輪』に出会いました。本を読んでから、法輪大法の真・善・忍の法理に従って、より良い人になることが分かりました。以前、王さんは腰痛に悩まされましたが、修煉してからたった数カ月で快復し、気持ちも以前より穏やかになり、不妊症のことも徐々に重く考えなくなりました。
修煉して6カ月後、思いも寄らず、王さんはめでたく妊娠しました! 「私自身も不思議に思いました。おそらく法輪功が私の体質を変えてくださったのだと思います。夫と私は子供の誕生を楽しみにしていました。その時、私はすでに40歳で、高齢出産になります。通常、40歳になると簡単に妊娠できることではありません。妊娠したとしても、その過程はかなり大変だと思います。しかし、大法を修煉した私は、自分の体に自信を持っていました。妊娠から出産に至るまで、すべてが順調でした」
「大法のおかげで、健康な男の子を無事出産することができました! 『法輪功は本当に奇跡的で、本当に素晴らしい!』と思いました」
生まれてきた子供が、健康で、多くの才能を持ってほしいと願いを込めて「博恩」と名前を付けました。子供のことを振り返る度に、王さんの大法への感謝の言葉は、尽きることがありません。
四、不妊の苦しみから大法を修煉し、再び幸せを掴んだ
以下は河北省のある法輪功学習者の物語です。
1991年、私の第一子は先天的に左心房と左心室がなかったため、5カ月半でこの世を去りました。その時から数々の病気に悩まされました。不眠症、内分泌の不調、子宮頸部びらん、膣扁平疣贅、両側の卵管閉塞、乳腺の増殖、それに、産後の足の関節の痛み、目の痛み、痔など。病院で治療するほか、漢方や気功も試したことがあり、高価な栄養ドリンクも惜しまずに飲み続けました。しかし、一向に快復せず、もちろん、再び妊娠することもありませんでした。
30歳過ぎても子供がいない私は、周りの視線が気になり、気持ちが重くなるにつれ、機嫌はどんどん悪くなり、イライラしたり、疑い深くなったり、自己嫌悪になったりして落ち込んでいました。 家に帰るといつも夫と喧嘩し、しょっちゅう離婚すると口に出していました。何のために生きているのか? 私には未来が見えませんでした。
1998年3月のある日、夕方のウォーキングで年配の女性2人とすれ違った時、彼女たちが「自転車で坂を上ると、誰かに押してもらったように軽い」と言うのが聞こえました。その会話から法輪功のことを知りました。
そのことがきっかけで、私は『轉法輪』を読むことができました。本の中に「真・善・忍は良い人か悪い人かを判断する唯一の基準」[1]と説かれており、私は心が打たれました。「これこそ私が求めていたものだ!」と私は目が覚めたように、ようやく人生の方向性が見えたと感じました。これから仕事や生活の中で、真・善・忍の基準で自分を律し、より良い人になろうと思い、法輪功の修煉を始めました。
やがて奇跡が起こり、私は妊娠しました。それだけでなく、数々の病気も良くなりました。32歳の時に子供が生まれ、私は再び母となりました。修煉してから、私は病院に行ったり、薬を飲んだりすることもなく、とても健康です。夢にも思わなかったことが、本当に自分の身に起こったのです。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
(続く)